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こんにちは、設計の古橋です。

先日、休日を利用して滋賀県守山市にある佐川美術館へ行ってきました。

チケットを購入しゲートをくぐると、雑誌等で目にしたことのある本館が視界一杯に広がります。

2つの巨大な切妻屋根が水盤に鎮座するような佇まいは、遠くまで視界の抜ける周辺環境と相俟リ、

それ自体がアート作品であることを訴えかけてくるようでした。

(屋根ひとつしか写らず…。パノラマで撮ればよかった)

存在感のある切妻屋根は軒が深く、桁行の長さ分が贅沢にアプローチとして使われています。

アプローチ部分と同レベルにある水盤は水を循環させているためなのか(?)微細にさざ波が立ち、

そのゆらめきが軒天に美しく反射していました。

写真では分かり辛いですが、外壁の打放しコンクリートは杉型枠が使われ水平に木目ラインが表れています。

最後に内部写真を1枚。展示室以外であればフラッシュなしの撮影が許可されています。

ここは展示室へ続く地下空間。

カメラを構えたところに無垢の木で拵えた荒々しいベンチが6脚程あり、

横長のトップライトが陰影をつける壁面と向かい合います。

この演出から語られるべきは外観だけでないことが窺えます。

また違う季節に足を運びたいと思わせてくれる美術館でした。

 

(佐川急便さんの創業40周年記念事業の一環として建築されたとは初耳でした)