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少し前の公開になりますが、「ファッションを創る男/カール・ラガーフェルド」というドキュメンタリー映画を観ました。

ファッション界には縁遠い私ですが(汗)、世界的デザイナーの素顔を観てみたいと思い神戸のミニシアター(元町映画館)まで向かいました。

私でも知っているセレブ・ブランド、シャネル(CHANEL)を立て直し、フェンディ(FENDI)やクロエ(Chloé)などのデザイナーを兼任し、常にファッション界のトップに君臨し続け、世界のファッション・流行を創りあげてゆくそのクリエイティビティーはどこから来るのか・・・。

映画の粗筋は、カリスマデザイナーの仕事とプライベートに2年間の密着に成功したドキュメンタリーです。

取材場所は、パリの自宅、スタジオ、シャネルのファッションショー、モナコ滞在、アトリエ、別荘、ニューヨークなど。

そんなに着けたら重いんじゃないかと思える程のクロムハーツを両手に着け、扇子を片手にポニーテール。

昔はおデブさんだと思っていたら、今ではパキパキの細身スーツを着こなして同じ人物とは思えない程。

映画の中のインタビューでは、自身が同性愛者であることにも触れています(驚)。

でもやはり私が興味深かったのは、カメラが回っていることも忘れ、決して人前では外さないというトレードマークのサングラスをしないないままデッサンに没頭する一人のデザイナーとしての姿でした。

また、決して恵まれた生い立ちとは言えない彼ですが、自らの実力でまさしく「叩き上げ」で業界のトップにまでし上がった様は、建築界でいうところの安藤忠雄(見た目は随分違いますが:汗)さんを思い浮かべたのでした。

ラガーフェルドは言います、「ファッションははかなく、危険で理不尽」だと。

まさにそれは、建築とは正反対の価値観であり、とても興味深いものです。

凡人の私の常識を超えて、ドキュメンタリー・フィルムながらもお伽話でも観ている様な、夢見心地の90分でした!!

機会があれば是非ご覧になって欲しい映画の一つです。