家づくりにおいては、素材や設備、初期コストといった、目視できるものにとらわれがちです。しかしながら、家はこの先25年・50年・100年と子や孫の世代への資産形成の第一歩にも成り得ます。私たちはその実現のために、目に見えない基本性能にこだわり、且つデータ等でその性能を見える化すると同時に、全ての家づくりにおいて「3つの責任」をお約束します。
OUR CHOICE IS...
柱と梁で支えるラーメン構造のSE構法が生み出すのは、木造では不可能だった間仕切りや柱のない開放的でフレキシブルな空間。これまで、耐震性を確保する一方で開放感を犠牲にしなければならかった3階建てや狭小住宅におけるワンフロアーのワンルーム化も、高い構造性能(耐震等級3・耐風等級2)を確保しながら実現することが可能です。 極力、耐震壁を外壁のみとし、柱も室内に設けず、明るく風通しの良い開放的な空間を実現し、将来の間取りの変更に柔軟に対応できるのも一邸一邸の構造計算を行う木造ラーメン構法(=SE構法)で可能となるのです。
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室内の全ての壁と天井には、左官作業による「しっくい(漆喰)」を標準採用しています。しっくいは、高い耐火性・耐久性を持つことから、古来から城や蔵の壁にも用いられてきましたが、現代の住宅においては、しっくいの持つ吸放湿性によって室内の湿度を適度に調整したり、匂いがこもらないなどの特性が見直されています。
また、建材の脱化学物質の観点から合板やビニール製品を排除し、「無垢フローリング標準化」や「食材塗料の標準化」「接着剤の使用禁止」など、徹底した脱VOCを図っています。
そして、その根拠となる室内空気のTVOC測定(パッシブ法・24時間捕集)を導入し、お引渡し前の空気の質を見える化することで本当に安全な空気を提供しています。
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これからの家づくりにおいては、「低燃費と快適性」を両立することが重要です。低燃費の実現においては、先ず太陽熱を上手く利用すること。更に、建物外皮の高い断熱性と気密性を確保することが重要です。これらによって、外気温に左右されにくい室内温熱環境を実現し、無暖房・無冷房でも冬は暖かいまま、夏は涼しいままの快適性が持続でき、最小限の創エネによってゼロ・エネルギーを実現できるのです。私たちはこのような建物の低燃費性能がもたらすゼロ・エネルギー・ハウスを「パッシブZEH」として提唱しています。
更に、心地よい快適性を実現するのが、床下空間を利用したエアコンによる暖冷房システム「Passive冷暖®」です。冬は暖かい空気が床下空間を通じて隅々まで届き、夏は床下に溜まりがちな冷気を強制的に吸い上げて落とし、一年を通じて快適な温度環境を保ちます。また、このパッシブ冷暖はヒートポンプを利用したエアコンのため、冷暖房効果とランニングコストの両面から高い満足度をもたらします。