外観からはちょっと想像できないほどの空間が広がっています。
プライベートスタジオも完備。音楽好きな方も必見です。
季節の野菜なども実る、すがすがしい緑のアプローチを通ってお邪魔します。
市街地であることを忘れる、心地よい空気感。
玄関の土間スペース。
一瞬、しんと静まったような余白のような美しさが。
そして、光に導かれるように階段を上がれば…
訪れる誰もが驚く、この大空間。
インパクト大のリビングです。
子どもたちは、駆け廻ったり、ジャンプしたり。こんなことも、できちゃうぐらい。
大空間が夢だったとおっしゃるY様ご夫妻。
「インターネットで、大空間が木造で可能なSE構法を知って…そこからフクダさんに辿りつきました」
初めて家づくり相談会にお越しいただいたとき、Y様は土地を購入済み。
不動産関連の会社にお勤めで、一級建築士の資格もお持ちのご主人。
「掘り出しモノ!」と直感して購入したのは、T字型の変形地。隣には大型マンションも。パッシブデザインの腕の見せどころとなりました。
「風の流れを教えていただいたり、『夏・冬の日差しが、それぞれここまで届くから、こう設計しますよ』という説明に、とても納得できましたね」と、ご主人。
ご入居すぐの冬は「陽がよく入るので、暖房もちょっと入れる程度でした」
猛暑のこの夏もパッシブデザイン、全館空調&床下冷暖房のCCFシステム、そして高い断熱性能を実感していただけたようです。
「昼間は、窓を全開にしていると、風がよく通るんです。夜には、CCFを入れて寝る直前に切れば、朝まで涼しいし」
奥さまのいちばんのお気に入りポイントは?
「キッチンです。天板をハードっぽくしたくて、念願のステンレスに」
一方、ご主人のお気に入りの居場所は、家族みんなの様子を見渡せるリビング。
とくに、フロアが一段下がったスペースはプライベート感が増し、よりリラックスできて。
さらに、1階にはご主人の夢が叶い、プライベートスタジオが。
大学時代、音楽仲間でもあったご夫妻。現在、ご主人は「なんでも叩けるドラマー」をめざして。
奥さまは?「練習が大変なので、う〜ん…娘たちに期待します(笑)」
思い描いたとおりの家の完成に満足とおっしゃるご夫妻ですが、「実は、当初、漆喰の希望はしていなかったんです」「福田さんが、熱心にすすめてくださって(笑)」
実際に漆喰を採用されて、いかがですか?
「すごくいい!考えていなかったので、嬉しい誤算という感じ」
「新しい家なのに、独特のにおいがなくて。空気がキレイって感じるんです。全然ちがいます」
デッキバルコニーは、リビングからひと続きのように大きく広がって。
夏には、ビニールプールとパラソルでリゾート気分も満喫。
緑を身近に。空間を楽しむ。
街中にありながら、そんな豊かな暮らしを叶えたY邸でした。
自宅で思う存分ドラムを叩くのが夢だったYさん。完全防音のスタジオで、週末はバンド仲間と練習をしています。いつか子どもたちが楽器を弾けるようになったらセッションをするのがもうひとつの夢だとか…。