BLOG


ブログ

140103apple00.jpg

1935年生まれのイギリスの建築家、ノーマン・フォスターを皆さんご存知でしょうか!?
最近ではあのUFOの様なAPPLE新社屋のプロジェクトが注目を浴びていますが、私たち世代にとっては学生時代に完成した1985年の香港上海銀行(香港本店ビル)が代表作です。
2016年完成予定のNYのワールドトレードセンター跡の設計を進めていることでも有名かもしれませんね。
現在78才で未だ第一線で活躍されていることにとても驚きます。

そのノーマン・フォスターの生涯と建築哲学を綴った映画を、大阪は十三の「十三シアターセブン」で観てきました。
一時は閉鎖されながらも2011年に市民の支援を受けて復活したという小さな小さな映画館です。
ご自宅で100インチのプロジェクター上映ができれば、その画面とさほど変わらない程度のものだったかもしれませんが(笑)、そこは映画を観ることだけに集中できる映画館の良さでですね。

「モダニズムのモーツァルト」
「ロンドンをガラスの都市に変えた男」

こんな異名をとり、その功績から今ではイギリス女王より今やフォスター卿と呼ばれる貴族の肩書まで得ているそうです。
しかし、生い立ちは決して恵まれているとは言えず、労働階級の貧しい環境から、苦学の末のアメリカ留学、バックミンスター・フラーへの師事、そして独立。
そんな建築家のドキュメンタリーなんですが、2010年には数々の映画賞を受賞しているだけあって見応えたっぷりです。
途中、建築家や芸術家、評論家など様々な人々からのコメントやインタビューを通じて、おごらず真摯な人柄にとても好感を覚えます。
何より、私が敬愛する「U2のボノ」もインタビューに応じていたのがポイント最もポイントが高かったです(笑)。

十三までは・・・という方も、近々DVDでも発売される様なので是非ご自宅の大画面で鑑賞されてみては如何でしょう。
私はこの映画を観て、ロンドン、ベルリン、ミユー(フランス)、NY、北京、香港など、建築探訪の妄想トリップに浸ることができて、とても幸せな時間を過ごせたのでしたー。