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こんにちは設計チーフの千知岩です。
さて今回は、先日ご提案させて頂きました、SY邸のプレゼンテーションにおいて、最適解を導くための手法についてご説明させて頂きます。
土地探しからスタートされたご家族4人の2階建てのお住いです。
敷地は東側に14M道路・西側に6M道路で6Mの高低差があるひな壇状の斜面地で、南西側が見晴らしの良い第1種中高層住居専用地域に指定された140坪の土地です。
 

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■コンセプトでもあるご要望
 
・お互いの気配を感じつつも個々で楽しめるお家
・生活感をうまく隠しつつ負担にならない片付け動線
・一年中、快適なお家
初期案として回遊・居場所をキーワードにワークルーム・階段を中心に配置し、玄関・水廻り・パブリックスペースを回遊できるよう動線を作り、空間の変化を楽しむをコンセプトに計画をスタートさせました。

■計画の課題として
 
1)ひな壇の敷地でアプローチ側道路から奥行き6Mのフラットな部分と3.5M下がった部分に、建物をどう配置するか。
2)東・西面に向いた大きな開口部の夏対策はどうするか。

■検討を重ね最適解に至った方法論
 
1)建物の南面には出来るだけ大きな掃き出し窓を多く配置したいため、東西に長い建物を配置する必要があり、高低差3M程のひな壇の上下段に建物を配置しなくてはなりません。
 
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それにはまずひな壇の上下どのくらいの床面積が可能か想定し、必要な諸室を洗い出し面積を綿密に配分し計画することで、ワークルームを中心とした回遊する動線が生まれ、バランスのとれたプランニングが可能となりました。
 
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またパブリックスペースであるLDKは、DK→テラス(屋根付)→リビングとL字型に空間に変化をつけながらをうまくつなげていくことで家族それぞれの居場所も生まれました。