原寸に勝るものなし

2019年7月22日更新

こんにちは。 工務 大塚です。

ここ最近は毎日の天気予報チェックが欠かせません。

雨天の時には外壁、屋根などの外回りの仕事は延期せざるを得ません。

恵みの雨ともいいますが、私たちの仕事の場合、できれば避けたいものです。

先月末に上棟したSO様邸。

木工事、設備工事が順調に進んでいます。

今週は間仕切り壁を起こす作業をしています。

図面を基に床合板に壁の厚みの線を描いていきます。これを墨出しといいます。

壁の中には電器配線や給排水管などが隠れています。墨出しをして壁の中にきちんと納まっているか確認する大事な作業の一つです。

一方こちらは電器設備の墨出し。
     

指定の場所に矢印等の墨出しをしています。「+35」とは左の柱から35mm右に設置してねという意味です。

図面にはここまでの指示はありませんが、出来上がりの位置を想定して一つ一つ指示をしていきます。

玄関庇の下地の納まりを合板に原寸大で描いてくれています。

現場での墨出し作業で図面だけでは分からないことがよく見えてきます。
原寸図で材料の寸法を決めたりします。

アナログのようですが、
1/1の建物に描くことこそ正確なものはありません。

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