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こんにちは、設計の古橋です。

”ボイドを備える2間間口の家”ことM様邸の竣工・お引渡しを迎えました。

プレゼンテーションから1年弱の家づくり期間を振り返ると、長いようであっという間だった濃密な時間をしみじみと実感します。

先月の見学会を開催させていただくに当たり、お住まいをやや仰々しく”ボイドを備える2間間口の家”と命名したわけですが、

ボイドとは意図的につくられた構造物がない空間のことで、M様邸における外部の吹抜け空間を指します。

間口4m強の南北方向に長い敷地と、3方向に3階建以上の建物が近接する条件下で、

LDKへの日射取得や導光、それから通風を狙い計画したボイドと、

導光を更に有効にすべく取り入れた鉄骨のスリット階段が、機能性・意匠性を具えるM様邸の顔になりました。

また、ボイド・階段室のほか、洗面カウンター天板のモルタル風左官仕上げや、タイルのコーディネート、

それからキッチンや照明器具などにご夫婦の個性が顕れ、モノトーンを基調としたソリッドな空間に仕上がっています。

家づくりを進めることは数多くの選択の連続で、仕事や家事と並行して期日内に決断を下さなければならない局面も少なからずあり、

こだわりの強いお2人だからこそ楽しみながらも苦労された部分があったかと思いますが、

その家づくり期間も含めて思い出としていただけましたら幸いです。

最後まで担当させていただき、どうもありがとうございました。

お引渡しというひとつの区切りを迎えましたが、定期点検・アフターメンテナンス等でお付き合いは続いていきますので、

今後ともよろしくお願いいたします。