WRC

2020年9月1日更新

こんにちは。

今回も弊社で扱っている材料のご紹介を。


「WRC」
W…ウエスタン(western)
R…レッド(red)
C…シーダー(cedar)

ボクシング団体の名前ではありません。

日本名では「米杉」と呼ばれる、ヒノキ科の針葉樹です。


 


主に天井板として使用することが多く、その表情は
赤身が強かったり、板目がしっかりしたもの、部分的に黒ずんだ黄褐色があったりと、1枚ごとに様々です。

あえてバラバラに貼ることによって、リズム感があり、豊かな仕上げになります。このあえてバラバラに…が施工する側としてはとても難しく、大工さんはバランスを見ながらいつも慎重に貼ってくれています。

また、外回りの材料としても使用することもでき、庇や屋根の軒裏、ウッドデッキ等に使用することができる耐久性の高い材料であると言えます。


 

 

木視率(もくしりつ)という用語をご存じでしょうか。

人は木を眺めているとストレスが減少し、活気が生まれるそうです。
木視率とは、室内に立ってあたりを見渡した時、木肌が見える割合をパーセンテージで示すものです。


 

木肌とは「木の表面」のことで、内装に木が使われている割合ということです。
木視率の高い家、つまり木肌の見える割合が多い家ほど「安らぎ」を感じるといいます。
一般の住宅は木視率20%程度といわれていますが、木視率が40~50%ある家は「安らぎ感」が格段に増すのだそうです。

部屋のおおよその面積割合はおおまかに「天井:20%・床:20%・壁:60%」
と言われています。


無垢の床材、内装建具、造作家具に天井の板材をプラスして
心身ともにくつろげる豊かな空間を作っていきたいものです。

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