こんにちは!
朝晩の少しだけ、秋の空気を感じることができるようになった今日この頃。
運動しやすく、ダイエットにもってこいな季節が近づいておりますが、
最近はもっぱらデスクワークでかなり運動不足、体重はプラス方面へフルスロットルな設計の篠原です。
さて今日のブログは、先日何かをしている拍子に、ふと思い出した
学生時代に調べていた【地域の緑化】について再度調べて書いてみようと思います。
昨今、屋上緑化・壁面緑化という言葉を耳にした方も少なくないと思います。
そんな屋上、壁面を緑化して何になるの?虫が増えるだけなのでは?落ち葉はどうするの?など対策しなければならない点も結構ありますが、
まず今回はなんで緑化するのか、良い点を書いていこうと思います。
ヒートアイランド現象という言葉を聞いた事ある方も多いと思いますので、サラッといきます。
都市部の建物はコンクリート、道路はアスファルトのように熱を蓄えやすい素材を使っいて、熱を放射して、都市部の気温をあげてしまっています。
夏場、温められた建物の表面温度は50度を超えていて、アスファルトの表面は60度を超えています。
そんな熱いものが近くにあると熱いな〜と感じるのは想像するだけでご理解いただけるでしょう。
その建物の表面を植物で覆ってあげることで、表面の温度上昇を軽減してあげることが可能です。
つまりは少し涼しくなるということです!!
ということは屋内のエアコンの効率が上がり省エネになります!!
覆った植物たちが紫外線や酸性雨から建物を守ってくれることで、劣化を防ぐ効果もあるそうです!!
そしてそして、自動車や空調室外機などで汚染された空気を綺麗にしてくれる効果も期待出来るようで、
CO2(二酸化炭素)NO2(二酸化窒素)SO2(二酸化硫黄)の吸収してくれたり、
シックハウス症候群に関係してくるHCHO(ホルムアルデヒド)、ベンゼンの除去などなど
その他にもたくさんのメリットがあり、社会全体が真剣に取り組んで取り組んでいかなければいけない内容です。
アクロス福岡やなんばパークスのように共存している物件て素敵ですよね
↑アクロス福岡
↑なんばパークス
緑化することで良いサイクルになるのではないだろうか?
建物の温度上昇が抑えられる→省エネ効果が期待できる→温室効果ガス排出が減る→建物の温度上昇が抑えられる→・・・
素晴らしい緑化!
なんかこのブログ、サラッと書くつもりだったのにちょっと賢そうな内容になってしまったことを反省しています。
ちなみに緑化のデメリットで結構大きな問題となる虫問題ですが、
ゼラニウムやレモングラスなんかは虫が嫌うようなので、植物の知識を深めて緑化に取り組めば無視問題はなんともなさそうな気がしますね。
お庭に植物を植えたりする際にも役立ちそうですね!!
長くなってしまいましたので今回はこれくらいで終わりにします。
以上、設計の篠原でした