建築イノベーション2

2023年2月28日更新

こんにちは。
前回に続き、もう一つのイノベーションとは…
 
それは建設機械の遠隔操作です。
大手ゼネコンや建設機械メーカーなどで開発がすすめられ、運用もされています。
 
遠隔操作には大きく2つの可能性があります。
1つは建設機械を無人で運用できるため、落石や横転による突発的な人災事故を防ぎ、熱中症や被爆といった長時間の運用が危険な現場でも安全な施行を可能とすること。
2つ目は稼働時間帯の異なる複数台の機械を1人で操作したり、過疎地にある機械に乗り込む必要がないため移動時間の削減につながり、効率的な複数台運用が可能なこと。
 
安全に作業を遂行することは業界の至上命題であるものの、国内労働者の死亡事故の3割以上は建設業界から発生しています。
 
高所作業や狭小作業などの環境状況、重い・長い・大きいなどの扱う材料の状況、どんなに大規模な工事でも最後は人の手、大型の重機の傍で手仕事が行われているなどの事故が起こりやすい要因が多いことも割合の高い原因なのでしょう。
しかし、現場に人がいなくなり、遠隔で作業が進めば必然的に死亡事故ゼロ、ケガもゼロということになります。
 
また、業界では人手不足も加速しており、2021年度の有効求人倍率は5倍強と、他産業と比較し減少に歯止めをかけられない状況が続いています。
2028年の建設業における人手不足は11万人不足の試算となっているようで、建設現場の作業において1日の稼働時間帯が異なる建設機械であれば、1人で複数台の操作ができ、現場の生産性向上に貢献可能です。
 
とある企業が開発した遠隔操作システムは建設機械のメーカーを選ばず後付けすることが可能で多種多様な建設機械が入れ混ざる建設現場においても、
このシステム導入への障害になることがないそうです。
後付けで搭載でき、なお且つ小型軽量であることによって、装置を外さなくてもそのまま従来通りの有人操作も可能で、輸送時やメンテナンス時の有人操作への切り替えが容易なことも大きな特徴の1つです。
座席の下にあるものが遠隔操作装置です。
 

あらゆる機器からのアクセスを可能なものとし、写真のようにスマートフォンやタブレット、ノートPC等でまるでゲームをするかのような感覚で世界中のどこからでも現場をつなぎ、
大阪にいながら午前中は東京で仕事をし、午後からはアメリカで仕事をする、なんて日常が訪れる日も近いのかもしれません。
関連URL https://arav.jp(ARAV株式会社)

 


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