こんにちは 工務部 大塚 洋一です。
先日のこと、建築中の現場にて気密測定を実施しました。
気密測定とは、住宅の隙間の大きさを測定し、その住宅の気密性能を評価する検査のことです。専用の測定機器を用い、住宅の隙間からどれくらいの空気が漏れるかを計測します。
測定結果はC値(相当隙間面積)で表され、数値が小さいほど気密性が高いとされます。
事前に換気扇や給気口、排水管などに目張りをしていき、測定日に備えます。
「換気口もスキマなんじゃないの?」とよく質問を受けますが、これは24時間換気の換気口で「計画換気」に必要な穴です。
気密測定ではこういった計画換気に必要な箇所はすべて塞ぎ、建てる上で必要のないスキマを計測します。

測定器をセットして、先ずは1回目の測定。
工事中の電気は外部に設けた仮設電柱より電源を供給しているため、窓を閉め切った状態ですと電動工具などを使用する作業は基本的に難しいです。
そのため測定中は他の職人さんたちには休憩を取って頂きます。
なるべく休憩時間を狙って測定を実施しているのですが、うまく予定が合わないこともあり、この「待たせている」感覚が毎回地味にプレッシャーを感じております…
そうこうしているうちに、測定が終了。1回目はC値=0.31㎠/㎡という結果になりました。
1回目でも十分な結果が得られましたが、どのような箇所から漏れが発生しているかを確認していきます。
漏れが発生していそうな箇所に手をかざしてみたり、引違いのサッシなどはガラスの召し合わせ部分からの漏気が多いので、サッシの調整をしたりします。

測定士さんが持参しているサーモカメラでも漏気箇所を確認していきます。
屋根の内側は吹付ウレタンフォームのため、一見すると隙間なく施工がされているかのように見えますが、
サーモカメラの高温になっている箇所が外部からの影響を受けている箇所です。そこをウレタンスプレーで補修を施し、2回目の測定に移ります。

2回目の結果は、C値=0.29㎠/㎡とわずかではありますが、改善しました!
測定を重ねるたびに弱点になりやすい箇所も把握できるようになり、継続することの大切さを実感しています。
極端に良い数値を出すのではなく、どのような大きさや形状でも安定的な数値を目指していきたいですね。












