フクダのお施主様方はお気付きかと思いますが、フクダで建てさせていただいたおうちの室内建具は引き戸の割合が高く、開戸や折れ戸ゼロというお宅も少なくありません。
引き戸に限らずですが、建具はつかっているうち建具がさがったりずれたりします。
その結果、最初は問題がなかったのに、上下で隙間ができたり、床や壁に擦ったりするようになります。
閉まらない、動かないとなると部品の交換が必要になることもありますが、調整で解消できる不具合もありますので、まずは建具の仕組みをしっていただき、調整してみていただければとおもいます。
1)上吊り引き戸について
扉上部のレールの中に吊り車がはいっています。
小口から見えている半楕円の金物を外すと、扉が外れます。
この吊り車を交換するには、天井についているレールを外す必要があります。


↑半楕円のパーツを外したところ。
このパーツ2つ(戸先と戸尻)でレールと扉をつないでいます。
2)上吊り引き戸の調整について
メーカーにより少し見た目は変わりますが、上下左右の調整ができるようになっているものがほとんどです。
2つのネジ頭はそれぞれ上下と左右の調整ができるようになっています。
戸先、戸尻で同じ調整機構がついています。
KAMIYA製建具の多くは、カバーが付いていますので、まずそちらを外してください。

床から離したいときは上に、控え壁から離したいときは左右に調整します。
いずれの場合も戸先と戸尻の両方ともを調整し、扉が斜めにならないようにします。
トイレなどの鍵がかかる建具の場合、戸先に小さな突起が出ていることがあります。
これはトリガーと呼ばれていて、トリガーが枠に押されていないと、鍵がかかりません。

建具の特に上下を調整した際に、垂直ではなくなりトリガーが押されておらず、鍵がかからなくなるということが発生しやすくなります。
建具を調整した後に鍵がかかるかまで確認して調整を終了します。
KAMIYAの建具調整方法は下記に詳しく載っています。
https://tokyo-chumon.com/regard-blog/maintenance-kamiyadoor
【番外編】
KAMIYAの戸車交換方法を紹介しているページがありました。
構造と方法さえわかっていれば、作業は可能ですので、トライしてみてください。
https://www.fullheight-door.com/magazine/20116/
漆喰天井にレールが埋まっている場合は、漆喰とレールの間にカッターナイフで切り込みをいれ、漆喰の剥がれ予防をしてください。
調整も交換も、もしうまくいかなければ、家守り部隊がかけつけます!
大船にのったつもりで、トライしていただければと思います!











