一人旅3回目の今回はいよいよ「ベルリン編」。
この旅を思い立ったのがここ最終目的地となったベルリンでしたから、丸2日間の時間を取りました♪
ベルリンに着くまで一人旅は、少しばかりの寂しさと緊張感いっぱいの道中でしたが、ここベルリン滞在中はWEBマガジン「kamakulani」でもお世話になった、オカッパさんとおヒゲさんのお二人にアテンドして頂けることになっていました。
おヒゲさんは日本語ペラペラのドイツ人、オカッパさんは日本人のベルリン在住のご夫妻です。
英語がまともに話せない故に陥っていたコミニケーション不足からようやく解放される嬉しさと、オカッパさんとおヒゲさんのほんわかした癒し効果で心底安堵できる2日間となりました。
実は、ウィーンからここベルリンまでの電車チケットやホテル予約など、全てお世話になっていたのです。
そんなお二人に案内して頂くベルリン滞在1日目。
テッパンの観光名所からご案内頂きました。
先ずは、東西ドイツ統一の象徴、ブランデンブルク門にて。
ほど近くに、いきなりフランク・O・ゲーリーによるドイツ銀行(アトリウム)を発見。
銀行内部なので、これ以上近は寄れず。
ピーター・アイゼンマンによる 「虐殺されたヨーロッパ・ユダヤ人のための記念碑」も立ち寄り。
モニュメントの中を歩きます。
途中、ミッテ(大阪の中之島の様な感じ)辺りで白鳥と戯れたりして。
ベルリン天使の詩で有名な「戦勝記念碑」。
U2のミュージックビデオにも登場します♪
今からこの塔に登るのか〜の図。
膝ガクガクで登りきった風景です♪
中央に伸びる大通りの終着がブランデンブルク門になります。
黒い森とのコントラスト。個人的にはこの景色が一番ベルリンらしくて感激しました♪
そして、午前中のハイライトはあのベルリンの壁へ。
ただ、イーストギャラリーの方なので、アーティストのペイントによって、当時の殺伐とした雰囲気はここには感じません。
「ベルリンの壁記念碑」には当時の壁がそのまま残されているようなので、次回訪問時はそちらの方を訪ねたいと思っています。
お上りさん丸出しです(汗)。
午後からは、ベルリンに来たなら必須!
脱構築主義の雄、ダニエル・リベスキンドによるユダヤ博物館。
彼自身がユダヤ人なので、この博物館への思い入れはどれほどだったでしょう。
内部の構造も大変です(汗)。
ドイツにおいて、ホロコースト(ナチス・ドイツによる第二次世界大戦下のユダヤ人大量虐殺)の施設を無視することはできません。
屍を踏み歩いてしか向こうへ行けません。
自分も加害者(顔を踏み歩く側)になり得ることを訴え掛けるアートです。
ユダヤ博物館を全て鑑賞し、身も心も疲れていますが、一転なぜか笑っています(汗)。
アフタヌーン・ティーならぬ、アフタヌーン・ビール♪
ピルスナー、ヴァイツェン、スタウトの3種を飲み比べ!
コルビュジェのユニテ・ダビタシオン(1958年)も見つけました。
写真が側面しかない(汗)
まだ明るいですが、そろそろ夕刻。
一年前の2016年のクリスマスマーケットを狙ったテロ現場。
カイザー・ヴィルヘルム記念教会前にはまだ犠牲者を悼む花束やろうそく。
内部はガラスブロックのブルーが反射する別世界です。
夕食はベルリン的なビールとジャーマン・ピザにて軽く♪
やはりビールは欠かせません!
平日の夕方6時、公園のオープンテラスは仕事帰りであろうビジネスパーソンで満席。
おヒゲさん曰く、ドイツで働く会社員は「残業なんてしない」のだそうです。
生産性の良さなのか、生き方なのか、これからの人生を見つめ直す必要を感じました。
ここまで書いて、まだ1日目なので、2回に分けて投稿します。
次回はベルリン滞在2日目、旅の最大の目的のイベントです♪