こんにちは、設計の古橋です。
今日は1カ月後に着工を控えるTG様邸(西宮市)とNT様邸(三島郡)の‘‘地縄張り’’を、
現場監督の大塚として参りました。
地縄張りとは、敷地に対し建物がどのように配置されるかを縄で示す作業のことです。
建物配置は設計段階で測量を基に図面上で決定させますが、
建物から敷地境界までの距離などを改めて現場で目視確認するためにも、
地縄張りは大切な作業です。
また、施主様に建物の位置関係を現場でイメージしていただくことも目的のひとつです◎
配置図を確認しながら、
三角形の定理(1:1:√2、3:4:5)や三平方の定理(c=√a²+b²)なども使いつつ大地に直角を出し、
暑さに負けじと黙々と縄張りをしていきます。
それぞれ凡そ2時間で作業完了!現場出向後、最大の発汗量でした?
施主様には今週末の地鎮祭でご確認をいただきます。
この地縄だけでは、どうしてもイメージより建物が狭く感じられがちですが、
躯体が組み上がり立体化されるとその不安も払拭されます。
平面と立体の感じ方の違いによるものなので、
施主様の表情が曇りかけたらすかさずフォローを入れたいですね。
それでは、また次回(^^)