注文住宅の設計と施工を主な業としていますが、お引き渡し後の定期点検やメンテナンスも重要な仕事の一つです。
私たちは、家づくりのポリシーの中の「年間12組の幸せづくり」において、
〜お引渡し後は生涯に渡り家守り役としての使命を担っていく覚悟を持ってお付き合いさせて頂く〜
と謳っています。
家守りの中の定期点検においては、1年目・2年目・5年目・10年目と、長期保証の期間内に合計4回の無償点検を行います。
この他にも、マイナーなトラブルが発生した際などは随時、監督や専門工種の職人さんに訪問してもらいます。
ただ、定期点検で、現場監督と同行するもう一人が、私であることは以外と知られていません(笑)。
お客様からは、「社長自らが訪問するって、大変じゃないですか?」とのご意見を頂きます。
一般的にお客様のご在宅日は土日に集中するので、確かにスケジュール調整は大変です(汗)。
しかし、私自ら入居後の暮らしを拝見し、生の声をお聞きすることで、
本当の意味で生涯に渡るお付き合いができると考えているため、まだまだ当面私が同行します。
また、不具合やメンテンナンスに対する直接のフィードバックを得られることで、
これからの新築にも良い影響を与えられるという一面もあるからです。

実際の作業時には、写真を取る余裕はほとんど無いので、今日は私の常備ツールたちを紹介します。
・作業着 →福田工務店仕様です
・使い捨てスリッパ →マイ・スリッパは必須です
・電動ドライバー →コンパクトながらトルクがあります
・巻き尺 →シンプルなものが使い易いです
・木下地探し →お客様からの要望が多いのです
・伸びるミラー →サッシ下側や設備の裏側などのチェックに重宝します
・補修漆喰 →お客様にもお渡ししていますが、こちらも必須です
・マスキングテープ
・レインコート

・レベルレーザー
・デジタルカメラ
・赤外線サーモグラフィー
・輻射温度計
・その他、不具合の事前申し出に応じた道具や材料の準備
現場監督は様々な道具を持参していますが、私の道具はこの程度で十分です。
この他、会社保管の竣工図面と照らし合わせながら、規定の定期点検を実施致して、お客様の暮らしの不安払拭に努めています♪