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こんにちは、設計の古橋です。

今回は「現場出向ブログ」をお休みし、気に入る椅子について。

 

念願の"低座椅子"を迎えて6カ月、すっかり部屋に馴染んでいます。

デザインに惹かれたわけですが、座り心地も良し。足を投げ出して座っても良し、広い座面に胡座をかいても良し。

また、29cmという絶妙なシートハイにより、立ち上がりやすいという利点もあります。

体勢を変えずに映画を一本観ることが出来たとき、間違いのないセレクトだったと確信しました。

因みにそのときに観た映画はオーバー・フェンス(オダギリジョー/蒼井優)。

 

□低座椅子(1960)
□坂倉準三建築研究所
□design:長大作
□W550×D683×H650(SH290)

 

購入時のエピソード。

張地の種類・カラーは1カ月間悩めるほどの展開なので、

いよいよ熟考しようかと天童木工ショールームへ足を運んだところ、

アウトレットセールの開催中で"低座椅子"ではこのブラック/ファブリック一点のみ在庫があったのです。

ブラックは念頭にありませんでしたが、イサムノグチの黒AKARIと仲良く並ぶさまを想像したら「わるくない…」と思い、

なかなかのアウトレット価格で入手できることも相俟り、迎えることにしました。

 

以下ウンチク。

歌舞伎界の名門『松本家』の邸宅のために設計された椅子。

コルビジェに師事した巨匠建築家、坂倉準三氏の元でキャリアをスタートさせた長大作さんは、

松本邸の設計の際に家具のデザインも行い、そこで生まれたのがこの"低座椅子"です。