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こんにちは、設計の古橋です。

棟上げから1カ月が経過する摂津市のKM様邸について。

上棟後、サッシ取付や床・天井の下地組み、防蟻処理、屋根葺き、

水道・ガス・電気の内部配線、断熱工事と順調に進行しています。

現在の現場の様子はこちら ↓

外壁の柱・間柱の間にぎっしり詰まっている白いものはウレタン断熱材(現場吹付)です。

 

ところで、壁がどのような構成になっているかご存知ですか?

施主様には例えば漆喰壁の快適さ(調湿/脱臭/VOCの吸着分解)を実感いただけるだけでも嬉しいですが、

見えないところに工夫があることを頭の片隅に入れていただけると、お住まいへの愛着も増すと思います。

 

簡単にご説明しますと、室内側から、

 

①漆喰塗り(厚み3~5mm) 

②漆喰下地のプラスターボード(厚み12.5mm)

③現場吹付発砲ウレタン断熱(厚み110mm)※熱伝導率0.04w/mK

④外壁合板(厚み9mm)

⑤透湿防水シート

⑥通気胴縁(厚み18mm)

⑦サイディング材(厚み14mm)またはガルバリウム鋼板仕上げ(厚み15mm)

⑧吹付塗装

 

と、このような構成で、

①~④の材料選定には内部結露防止の裏付けがあります。

 

このグラフは、各建材とその厚み、また断熱材の熱伝導率を入力した「結露判定プログラム」のシミュレーション結果です。

初回プレゼンテーション時にご説明させていただいているのですが、

プランや3Dモデルと比べると、温熱環境に相当ご興味がなければ印象は薄いかもしれませんね(:_;)

 

因みに⑤番の透湿防水シートの施工状況がこちら↓

このシートには、壁体内の湿気を積極的に外部へ逃がし内部結露を防ぐ効果があります。

 

外壁の構成をなんとなくイメージいただけましたでしょうか?

一口に壁といってもなかなか考えられています💡

 

KM様邸は今週より仕上げ材となる杉無垢フローリング貼りに着手します。