工務店経営カンファレンス2019

2019年7月28日更新

先日、新建ハウジング主催による全国の工務店経営者が集う「カンファレンス2019(カンファレンス=大きな会議)」参加のため、
2日間上京して参りました。

1日目は全国の選りすぐりの登壇者からの発表。
各工務店の代表者が事例を交え、自社が取り組む課題や解決方法についての講演内容は、
全てが新しく、私にとってエネルギーの源でしかありません。


▶人生の景色を変える経営
 楓工務店・田尻氏(奈良県奈良市)

▶工務店の新たな市場を拓く「大型木造施設の可能性」
 リヴ・市川氏(京都府向日市)

▶住学から広がる工務店の新たな可能性
 サトウ工務店・佐藤氏(新潟県新潟市)

▶これからの大工・棟梁の生き方
 宮内建築・宮内氏(滋賀県草津市)

▶「家」ではなく「人生」を創る
 ひだまりほーむ鷲見製材・石橋氏(岐阜県岐阜市)

 

2日目はテーマ別の座談会方式。
▶「地を読む」→地域・風土にあった家づくり。地域工務店の土地探しについて。
▶「大工育成」→業界全体の課題である職人不足。特に大工育成への取り組みについて。
▶「新しいビジネスモデル」→ITがもたらす地域工務店の未来像。フローからストックへ。
 
今回、スマホを利用して参加者全員が各登壇者に直接質問できる、
新しくて楽しい「sli.do(スライドゥ)」というシステムが導入されていました。
 
会場の大勢の質問をリアルタイムに、インタラクティブにやり取りできる新しい体験です。
そのスライドゥからの質問を共有しながら座談会が進行されます。
ちょうど私の質問が投影されています(笑)。
そして番外編。
1日目終了後の交流会の際にあった新建ハウジングアワードの受賞者の皆さま方。
シンケン(鹿児島市)の迫社長、エコワークス(福岡市)の小山社長、住宅作家の伊礼氏、
町の工務店ネットを主宰する小池氏や、業界では知る人ぞ知る面々が登壇されています。
カンファレンスの最後は新建新聞社・三浦社長の鋭い視点からの総括で締めくくりです。
吉本興業の岡本社長の会見を例に、こままでの成功体験が無価値化する時代。
 
・この家を、建てる目的は?
・この会社を、選ぶ目的は?
・顧客の家を、この設計にする意味は?
・この業界、この会社で、働く目的は?働く意味は?
 
これからは「意味の時代」と三浦氏は言います。
その意味を、探し続けていくのが社長の役割だと肝に銘じた2日間でした♪    

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