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さて今回はニュースレターでご紹介した、『アウトドアリビングと趣味を楽しむ土間のある家』全5回の第三回、
計画課題.①−3の最適解を導くための方法論についてご紹介したいと思います。
 
 
土地探しからスタートされたご夫妻の2階建てのお住いです。
 
 
・敷地は大阪府北部、京都府大山崎町との府境に位置し、大阪市や京都市のベッドタウンとして住宅開発された街です。
町全体の7割が山岳・丘陵地で、皆さんも御存知のサントリーホールディングスのウイスキー蒸留所があり、シングルモルトウイスキーの「山崎」は有名ですね。
南側4.8M道路、道路とほぼ高低差のない第1種中高層住居専用地域に指定された整形で南北に長い約35坪の土地です。
 
 
ご要望は
・外観色は黒
・プライバシーが高く周囲と目線が合わないように
・ロードバイクを室内に
・アウトドアリビングがほしい
・小さくてもいいので、将来用の子供部屋が2つほしい
 
 
計画の課題及び提案
①.土地利用計画と家事動線に配慮したゾーニング計画
②.プライバシーを考慮したプライベートバルコニーと日射取得
 
 
検討を重ね最適解に至った方法論ですが、
①−3.主階とした2階のゾーニングは、道路側から、バルコニーとつながり空間の奥行を感じられるリビングとダイニング・キッチン、もっとも北側には水廻りとしました。
家事動線に配慮した動線計画として、1階の大きな玄関土間の横にある階段からリビングとダイニングキッチンの中央付近に上がり且つ階段側にキッチンがあれば帰宅時玄関からキッチンまで荷物を運ぶ為の最短動線となり、日々のストレスフリーにつながることを願っています。
またダイニングからトイレ・洗面・脱衣室・浴室へのルートとキッチンからも北側に接続するパントリー経由で水廻りへと、2WAYとなる回遊動線を作ることで少しでも家事の効率が上がれば思い提案しました。
2階は16坪ほどの面積ですが、コンパクトながら空間の変化に富み、リビング・ダイニングとも壁で囲まれたコーナー的な落ち着いた雰囲気もありながら、広がりが感じられる私の好きな空間の一つでもあります。
 
次回は計画の課題②−1.プライバシーを考慮したプライベートバルコニーと日射取得についてお伝えさせて頂きます。
 
※ゾーニング(計画上のプロセスの一つで、空間を機能や用途別にまとめて必要な空間の大きさを設定し、相互の関連を見た上で位置関係を決定する設計手法です。)
 
 
◼お住まい拝見見学会(イベントレポート)