オークフローリング

2020年8月17日更新

こんにちは。

連日の猛暑続きで現場は相当厳しい環境です。
って去年の今頃のブログにも同じコメントの書き出しで綴った記憶が…
今年はコロナ対策も加わり、過酷な夏を体感しています。皆さまもご自愛ください。

さて、現在木工事中の大東市 HR様邸ですが、1階床材にオークフローリングを採用頂いています。

弊社採用のオークフローリングは節の少ない良材といえます。
オーク材の魅力は丈夫な硬さや天然木らしい木目と色、深みを増す経年変化でしょうか。
木目とは違う斑(ふ)と呼ばれる帯状の紋様が入るのが天然木の特徴です。


丈夫で硬いという事は構成する細胞が緻密で比重が大きい、つまり重いという事です。
一般的にフローリングの梱包は0.5坪単位(約1.65㎡)が多く、弊社オークフロアの場合、1梱包の重量が約19Kgあります。
数量が多い物件の場合は運送車両の積載制限を超え、搬入が2回に分かれることも。
資材の運送は軒先渡しが原則なので、建物内の所定の置き場へは我々や大工さんの仕事、数が多いと運ぶだけでも一苦労です。
特に2階へ揚げる時はなおさら…ある種筋トレのようです(汗)

オークなどの広葉樹系のフローリングは乱尺(らんじゃく)といい、長さがバラバラで製材されて商品となっている場合がほとんどです。
これにはいくつか理由があり、広葉樹は枝分かれして大きく樹冠を広げ育つので、真っ直ぐな幹が少なく、柱・梁などの構造材の材料として使用することの多い針葉樹に比べ直材が取りにくい性質のため、ロスが出ないようにするには乱尺で製材する必要があるからです。

今物件の担当の大工さん、几帳面な性格と確かな技術力でいつも頼りになる存在です。
フローリングも写真のように長さごとに分けてから貼ってくれています。

また弊社採用のオークフローリングですが、同等の価格帯でここまで節の少ないオーク材は見かけたことはありません。
採用されるお客様も増えてきて、弊社のスタンダード仕様になりつつあります。

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