防蟻処理

2020年9月18日更新

こんにちは!

朝晩がようやく少し涼しくなってきました。

涼しくなってきたせいなのか虫が活発に活動している気がします。

特に蚊がすごく多い気がします。

現場へ行ったらやたらと刺される、設計の篠原です。

本日はそんな私が、躯体の防蟻処理について書かせて頂こうと思います。

 


 

弊社では健康を害する可能性のある揮発性の化学物質を含んでいる農薬系の防蟻材ではなく、

人や哺乳類に無害な無機質で揮発性のないホウ酸塩を防蟻・防腐材として使用します。

 


また、土台には柿渋を混ぜます。

昔から木、布、紙等の染料や補強材、防腐材、防水材として使われてきた柿渋をホウ酸塩に混ぜることでより耐久性を向上させるとともに、赤茶色の柿渋と無色透明のホウ酸塩を混ぜることで塗り忘れなく施工します。

土台の部分は土台敷きの日に塗って赤く染まっていきます。


ちなみに何故人間には無害なのに蟻さん達を駆除できるか?

それは、哺乳類と違って腎臓を持たない白蟻、腐朽菌たちは、微量の摂取でも細胞レベルでエネルギー代謝が出来なくなりお亡くなるようです。


以上、ちょっと真面目にブログを書きました。

設計の篠原でした!

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