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皆様本年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
一昨日に1都3県の緊急事態宣言から、大阪においても関西3府県において緊急事態宣言の要請が決定されました。
今後、ますますストレスフルな事態に対して、心の健康を守るために新型コロナウィルスとの付き合い方が大切になってきます。
在宅勤務も増え自宅で過ごす時間が増える中、我々も住まいという器を今まで以上にストレスから解放されるように気持ちよさ、豊かさなど目には見えない部分にもより一層こだわりを持って追求していきたいと考えています。
 
 
 
さて今回は、プレゼンテーション前の現地調査についてご説明させて頂きます。
 
プレゼンテーションで提案を行うにあたり、まず以下の点に注意して私と設計担当者で現地確認及び役所調査を行います。
 
■現地調査
①敷地の状況
②道路の状況
③周辺の状況
④ライフライン
⑤日射取得の状況
⑥撮影
 
上記5項目について、詳細は以下
 
①敷地状況
敷地は道路及び隣接地との高低差はないか、高低差がある場合は高さ測定、法面及び既存擁壁の要否、敷地境界から擁壁までの寸法(有効宅地の確認)※フラットな地盤面の確認。
既存擁壁があれば擁壁の種別、既存擁壁にひび割れなどないか既存擁壁が利用可能かなど目視で確認します。
また境界線付近の工作物(フェンス・ブロックなど)を確認し使用の可否など判断し、境界鋲・境界プレートの有無
事前に現況測量図等あれば敷地寸法に間違いがないか
電柱・支線・架空線など敷地に越境していないか
※基本設計時の建物配置計画
既存擁壁の測定は、建物をどの程度近接して配置できるかの判断
 
②道路の状況
道路幅員測定、舗装状況(舗装アスファルトの有無)
側溝形態、側溝築造の有無
電柱・電線など駐車スペースに邪魔になるものはないか
 
③周辺の状況
隣接建物は境界線からどのくらいの離隔があるか、隣接地との高低差はあるか
隣接建物の窓位置
建物以外で、借景・風景を利用できるものはあるか
 
④ライフライン
電気:引き込みの為の電柱位置及び引き込み用ケーブルの有無
ガス:既存引き込み配管の有無及び位置
水道:引込み管の有無及び口径
通信:光ファイバーの有無
 
⑤日射取得状況の確認
この項目は弊社がパッシブデザインの設計手法を標準としていますので重要なポイントになります。
西面・東面特に南面の日射取得状況を詳細に測定します。
南隣接建物から境界線までの離隔距離及び高さ・窓位置
東・西隣接建物から境界線までの離隔距離及び高さ・窓位置
隣接地の建て替え想定
ARカメラを使っての太陽の軌跡(太陽熱取得の時間帯を予測)
※上記は以前のブログでご紹介した仕事のツール④を参照ください。
 
⑥撮影
上記の項目を全て撮影
ARカメラにて11月〜2月の太陽軌跡
※画像は12月31日の太陽の軌跡

基本設計に入る前に準備作業として建設予定地にて上記の項目を調査し、役所では建築基準法並びに関係法令の調査を行います。
次回は役所での建築基準法並びに関係法令の調査についてご説明いたします。
 
 
基本設計(施主の要望、法律、建築技術、意匠などの面から検討し、建物の全体計画を決定する設計過程。)
基本設計が図面になった後、実施設計の過程に入る。