基本設計③

2021年3月8日更新

前回は以下の●基本設計-2の各項目の地盤改良についてご説明させて頂きました。
 
 
弊社ホームページより
【家づくりのイロハ】
■ハ.家づくりの進め方→STEP3
 
上記は、初回提案後設計申込を頂き、住宅ローン審査を進めつつ、基本設計(マスタープラン)を固めるステップです。
先ずは、正確な全体費用を算出するベース(基本プラン)をつくり上げることを目標とします。
 
大きく分けて以下の3つで構成しています。
①基本設計
②全体費用の確認
③住宅ローン審査
 
では①の基本設計ですが、
主に以下の検証・検討・承認を行います。
●基本設計−1(敷地確定・プラン決定・法規チェック・設計レビュー①)
●基本設計–2(造作家具及び内装建具承認・照明計画方向性・サッシ承認他)
 
 
 
 
今回は、●基本設計−2の給排水引込関連について説明いたします。
 
上記カテゴリー②の全体費用の確認のためには以下の金額算出も必要です。
初回提案の際に以下の金額算出を行いご提示していますが、プラン変更による増減や地盤改良見積、オプション類の絞込みを行います。
 
■土地に付帯する費用
【地盤改良】
【給排水引込関連】
【特殊工事】
■建築関連費用
【住宅設備】
【造作家具】
【内装建具】
【照明】
【外部建具】
 
 
 
【給排水引込関連】
給排水引込み関連費用は、概ね以下の費用に分類されます。
 
・道路にある公共及び私設管から敷地内に引き込むための費用
・建物完成後に検査を受ける費用
・公共上下水の整備にかかる費用を一部負担する分担金
 
上記工事はいずれの場合も各自治体の指定業者による工事となります。
※京都市ホームページから引用
※大津市ホームページから引用
 
・道路にある公共及び私設管から敷地内に引き込むための費用
給水引込関連費用においては、給水管を敷地内へ引込み水道メーターまでが工事範囲です。
新設で引き込む場合は、使用水量によって口径が決まりますが一般家庭は20ミリ(大阪市は25ミリ)
既設の引込みがある場合は、口径13ミリが引き込まれていることが多い為、20ミリへの口径引込み替えが必要です。
また古い引込み管の場合は、鉛管を使用している場合がありますのでポリエチレン管への変更を行います。
下水道引込関連費用は、敷地内最終枡までが工事範囲です。
既設公共枡がコンクリート製の場合、古いものはひび割れが生じたり排水管との隙間が生じたりとつまりの原因や悪臭の原因になるため、耐久性の高い塩ビ製の小口径のものへ変更します。
 
 
初回提案で、給排水引込み関連のお見積もりはご提示しておりますが、プラン変更により見積内容が変わる恐れがあります。
既存利用の場合、建物配置変更などにより建物との干渉が生じたりする際は再度見積が必要となります。
 
 
 
 
次回は
●基本設計–2の項目について特殊工事以降をご説明します。

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