こんにちは!設計の篠原です。
公園の植栽が紅葉真っ只中!
朝晩も冷え込み始め、風邪などには気をつけたい。そんな今日この頃如何お過ごしでしょうか。
私は元気です。
さてさて本日のブログ、タイトルに書きましたとおりの内容を書こうと思います。
まず『飛散防止フィルム』『防犯フィルム』『防犯合わせガラス』の違いってご存知でしょうか?
ご存知の方も最後までお付き合いください。
『飛散防止フィルム』
まず、これは、フィルムです。
そんなことは誰でもご理解いただいていると思いますが、文字通り『飛散』を『防止』する『フィルム』です。
割れたガラスが飛散しない為に貼るフィルムです。つまり、飛散防止フィルムを貼ることでガラスが割れなくなる。そういった商品ではないわけです。
ガラスのコップが割れた時、目に見えないほどの小さなガラスの破片が意外なところまで飛んでいっていたりしますよね。
そこを手で触れたり、足で踏んでしまったら大変です。
ガラスコップの面積でも結構気になるくらいの破片が出ますが、窓ガラスとなると量も範囲も大きくなります。
災害時、怪我する可能性を下げられるのは有難いですね!
あと飛散防止効果に、目隠し効果やUVカット、断熱効果を高める効果がプラスされたフィルムもございます。
続きまして
『防犯フィルム』
まず、これは、フィルムです。
そんなことはわかっています。
このフィルムは文字通り防犯を目的としたフィルムになります。
飛散防止フィルムとの違いは用途の他に『CP』と緑色で書かれたマークが角の方にあります。
このマーク防犯性能の高い建物部品に付けられるマークです。
警察庁、国土交通省、経済産業省、及び関係する民間団体で構成される「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」というものがあるそうで、
そこで防犯性能試験において5分以上侵入を防ぐことのできるものを『防犯性能の高い建物部品』と定めています。
その証が!!
CPマークなのです!!(Crime PreventionのCPみたいです。)
ちなみに商品だけではなくCPマークをつけるためには防犯フィルム施工技能者(国家検定技能士)が3mm厚複層ガラスに施工するものである
なんて条件もついているマークなのです!
そんな防犯フィルムご使用になりたい方は、是非お打合せでお話し頂ければと思います。
(防犯フィルムは竣工後でも施工が可能ですので、竣工後の方でもお話しいただければと思います)合わせ
トリを飾るのは
『防犯合わせガラス』
これは、ガラス&中間膜&ガラス!!!合わせ技です
強靱・柔軟で透明な特殊中間膜を挟み込み、防犯機能に加えてUVカット機能もプラスしていたり、紫外線もほぼ100%カットされます。
特殊な中間膜を挟み込んだ合わせガラスを使用。耐貫通性に優れ、侵入被害に多いこじ破りや打ち破り対策に有効で、割れても破片が飛び散りにくく地震の際も安心。
えっ。完璧やん。
さすが防犯合わせガラスさんです。こちらもCPマークが付きます!!
さぁダラダラと書いた今日のブログ。
まとめますと、『飛散防止フィルムは割れるけど飛び散らない』『防犯フィルムは侵入までの時間を稼ぐ、CPマークで抑止力』『防犯合わせガラス、すげぇ』
以上、設計の篠原でした。