BLOG


ブログ

私たちの家づくりにおいて採用している各種の素材は決して多い訳ではなく、
デザイン性、施工性、メンテナンス性、コストを考えたうえでのバリエーションをいくつか展開しています。
 
床材だと杉、オーク、バーチの無垢床。
外壁だと左官調塗装、ガルバリウム、サイディング。
内装材だと漆喰、紙クロス。
 
厳選されたものというより、これまでの家づくりを通して定番となっていった素材と言えるかもしれません。
 
世の中には様々な素材にあふれ、いろんな情報を目にする中、私が最近個人的に気になる素材があります。
我々の作る空間ともマッチしそうだし、いつか設計陣が採用してくれるかな。

 


サイザル麻
メキシコ原産の植物で葉からとれる繊維をロープ状に加工し織り込み床材としたもので、
ざっくりとした素材感が素足での歩行を気持ち良いものにしてくれます。
また、調湿性や防音性に加え静電気も生じない自然素材です。

 
脱衣所や寝室などに使えそうですね。
 
 
ファニチャーリノリウム
リノリウムとは、主原料となる亜麻仁油に石灰岩、木粉、松脂、コルク粉、天然色素などを混ぜた、天然成分の建材です。
主に床材として使われますが、家具の仕上げ材にも活用されています。
天然成分で作られている為、有害物質が発生せず廃棄する際も環境を汚しません。
傷やへこみが付きにくく、テーブルの天板や椅子の座面、ドアの表層材に適しています。

 
色展開も豊富でソリッドな質感が木質感の多い空間に良いアクセントとなりそうです。
 
 
 
焼杉
読んで字のごとく杉板を焼いて表面を炭化させた板材のことです。

西日本では古くから伝わる伝統工法で、表面に炭化層を形成することにより耐久性があがり外壁材としての使用ができます。
三角焼きと呼ばれる板材3枚を三角形の筒状に組み、火を入れて焼き上げる工法がより厚い炭化層ができるそうです。
 
一度は見てみたい制作風景、迫力ありそうですね。


今一番気になる素材を簡単ですがご紹介しました。
ここでの説明は割愛しますが、メリット・デメリットは当然あります。
素材選定には見た目だけではなく、長期的な使用に耐えうるかをよく検討しなければいけないと考えますので、
いつか私たちの定番になっているかもしれませんし、なっていないかもしれません。