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ロシア初の第二次ウッドショックが懸念されています。
世界の約2割りの面積を有する森林大国であるロシアがSWIFT(国際銀行間通勤協会)から排除され、またEUがベラルーシからの木材輸入を制限したことなどから木材需要がひっ迫する恐れが出てきた為です。
 
私たちの家づくりの根幹であるSE構法は、PEFC認証やFSC認証などの国際的に「森林認証」された木材を用います。
22年3月上旬、世界的な森林認証である「PEFC認証」と「FSC認証」が相次いで、ロシア産とベラルーシ産の木材への認証を一時的に停止すると発表しました。
PEFC認証の場合、ロシアとベラルーシの認証面積は世界のPEFC認証面積の12.5%に相当する約4100万haと非常に大きな割合を占め、もしロシアから日本への木材供給が完全にストップした場合、少なからず影響を受けるのは確実だと言われています。
 
2021年ウッドショックの震源地は米国でした。
新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワークの浸透と、住宅ローンの歴史的低金利を背景に住宅着工戸数が急増したことが発端です。
日本国内では輸入木材の代替需要が増し、国産材価格も急上昇しました。
また木材に限らず、鋼材やコンクリート、建材・住宅設備などほぼ全ての建設資材価格が上昇し、未だにその影響が続いています。
 
そして今、ロシアによるウクライナ侵攻に対峙する西側諸国による経済制裁は、迫りくる世界的なインフレ懸念を増幅させています。
早期の第二次ウッドショックの収束を望むのはもちろんですが、一刻も早いロシアの全面撤退とウクライナの人々に穏やかな日常が戻ってくることを祈って止みません。
 
※グラフは日経XTECHの2022年3月8日の記事より転載しています。