こんにちは!
設計の篠原です!
今回は前回に申し上げました通り、難しい空気質について書こうと思います。
弊社で提供させていただく、お家は
「無垢フローリング標準化」や「食材塗料の標準化」「接着剤の使用禁止」など、徹底した脱VOCを図っています。
とホームページで記載しております。
まず、そのVOCとはなんぞや。ということなんですが、揮発性有機化合物です!
略さずに書くと『Volatile Organic Compounds』(ボラタイル オーガニック コンパウンド)。。。はいっ!オーガニックの部分しか読めない〜!
(これにTotalのTがついたTVOCが総揮発性有機化合物になります。)
日本語で簡単に書くと蒸発しやすく大気中で気体となる有機化合物(化学物質)の総称です。
VOCは様々な成分があり、主なものだけでも200種類を超えてきます。
その詳細はインターネットで調べて頂きたいのですが、
問題はその成分が多いから、なんなんだというところです。
これはズバリ健康被害、体調不良につながります。聞いたことがあるひとも多いと思いますが「シックハウス症候群です」
症状は目・喉が痛い、頭痛がする、疲れやすく回復が遅い、鼻詰まり、異臭がする、めまいがする、吐き気がする、皮膚に刺激がある等
人によって症状が違うものの何かしら体へ異変が発生します。
(洗剤、柔軟剤アルコール消毒などの化学物質に触れることで頭痛や吐き気、不眠などを起こしてしまう化学物質過敏症の原因ともなります。)
弊社の施工したお家で測定した空気質と、A社でボンドやビニルクロス、合板フローリングなどを使用して施工した物件の空気質のグラフはこちら。
左記が弊社 右記が他社
表をご覧頂くと、一目瞭然でわかっていただけるでしょう。
内容を簡単にご説明しますと、弊社で計測時に検出された上位5成分のうち①〜④は木材由来の成分。
⑤は木材由来外となっています。この原因としてはキッチンなどでメーカー商品を使用する以上はどうしても少しは検出されてしまいます。
木材由来の成分については人体に悪影響はないとされており、森林内でも検出させるような無害な物質になります。
右記のグラフで木材由来以外が多くを占めていると注意が必要です。
もちろん人体へ影響のない数値には抑えていると思いますが、木材由来外の数字は低く抑えたいものですね。
弊社が使用している漆喰は、無添加住宅さんの優秀な無添加漆喰を使用しており問題ないのですが、
使用する漆喰によっては、VOCへ影響を与えるものもありますのでご注意ください。
上記の関係で、お伝えしたかったのですが
人間の五感の内、「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」は大脳新皮質へ届き、「嗅覚」だけ大脳辺縁系へ働きかけるようです。
口から物を摂取する際は臓器での解毒が可能ですが、嗅覚に関する、呼吸は体に入ると直接血流へ流れ込むため解毒ができません。
無理くりできるだけ簡単伝えたいことをまとめたので文章が変な箇所も多いですが、
伝えたかったのは、小さなお子様のみならず、体が大きな大人の方も、皆様が取り入れる室内空気には十分ご注意頂きたいと思います。
ここからは別件!!
先日こっそり買いたいと願っていたウイスキー。。
妻が買ってくれました!!!(ありがとう。ありがとう。ありがとう。)イェーイ!!
撮影も妻がしてくれました!!(ありがとう。ありがとう。ありがとう。)
晩酌のひと時にウイスキーの芳醇な香りを鼻からみっちり取り込みたいと思います!
以上、設計の篠原でした。
イベント情報です
Fukushima Life+(福島ライフプラス)初のイベント