こんにちは、設計の古橋です。

前回ブログに続いて大阪市に計画中のHM・KY様邸（2世帯住宅）について。

周辺建物が近接する狭小地に、建蔽率を最大限に活用してインナーガレージのある3階建てを計画しています。

バルコニーの手摺りに無垢のアイアンウッドを施すことで、外壁を仕上げるガルバリウム鋼板のアクセントとして正面ファサードを整えています。

画像右手はSE構法の構造モデル。

手前のバルコニー床（幅5.5m×奥行き2m）を支える躯体レベルが下がっているのが特徴的です。

これは2階のリビングからバルコニーのウッドデッキまでフラットにアクセスできるよう、段差を解消するために構造計画から調整しているためです。

着工を目前に控え、先日は地鎮祭と外構打合せを行いました。

余談となりますが、日取りについて極力は「大安」を選んでいるところ、祭典を執り行って頂いた神主曰くは気にかけることもないのだとか。

また一般的に祭事に避けがちな「仏滅」は、仏様が亡くなられた尊い日と捉えることもできるという見解をお聞きしました。

KY様の愛犬も参列し、終始和やかな祭典となりました。

続いては外構打合せを「山麓の家」こと下村様宅にて。

弊社の外構計画のほとんどを手掛ける協力業者さんであり、竣工から6年が経過するOBさんでもあります。

お庭のほかに室内まで内覧させて頂きました。

設計打合せが始まる前段階に完成見学会へご参加いただくことが常ですが、

自邸の図面を何度も見つめ検討された後とでは、見る視点が幾多にも増えていることと思います。

興味深い点、参考としていただける点が多数みつかったのではないでしょうか。

HM様・KY様、引き続きよろしくお願いいたします。