こんにちは。
設計の鳴瀬です。

フクダ・ロングライフデザインでは基礎の仕上げとしてサンダー掛けを行います。

基礎の型枠をばらすと、基礎立ち上がりの継ぎ目や
バリ（コンクリートの接合部にできる出っぱりやギザギザ）が目立ってきます。
これらの仕上げ工事として、サンダーを平滑にかけて綺麗に仕上げていきます。

化粧仕上げとしてモルタル（砂とセメントを水で混ぜた物）仕上げも可能ですが、
経年劣化によるこのようなひび割れは避けられないため、
長期的な視点をもってサンダー掛けでの仕上げを標準とさせて頂いております。

しか、仕上げ工事はもちろん見えない部分にこそこだわりがあるのがフクダ・ロングライフデザインです。
基礎立ち上がり面とベースの打ち継ぎ部分には、「クニシール」という止水テープを施工しています。

コンクリート硬化時の収縮などによる微細な間隙によって、水の浸入をシャットアウトするのがクニシールです。

劣化する可能性のたる止水材（止水板）と違い、
クニシールは高い止水性を有しながら、耐用年数が半永久的に続く止水テープです。

可塑性があるやわらない素材のため、凹凸面に追従しながらの施工が可能で
特別な下地処理の必要がなく施工も容易です。

見える場所だけでなく、見えない部分にもこだわりを持って
自分たちが本当によいと思う家を作っていきたいと思います。