こんにちは。
設計の鳴瀬です。

昨年から作図ソフトとして、BIMを導入することになりました。
BIMとは　Building Information Modeling（ビルディング インフォメーション モデリング）の略称で
そのまま直訳すると　建築情報のモデル化　です。

簡単に説明すると、これまで2Dで図面を書いていた工程を
全て3Dでモデルを作りながら図面を書くことを言います。

2D図面の作図は、平面図・立面図・断面図・展開図・建具表と、全ての図面を別々に書き上げていました。
しかしBIMでは3Dモデルを作るとそれらの図面が同時に仕上がっていきます。

構造の軸組も、3Dに反映することが可能なため
以前はこのように伏図やパース絵で見ていた軸組情報も、
パソコン画面上でクルクルと画面を回して確認することが可能です。

また、スマホの専用アプリを使って3Dモデルに容易にアクセスすることが可能です。
この専用アプリは無料アプリで、お施主様も使うことができます。

図面をベースにしたコミュニケーションから、
3次元モデルを使ったコミュニケーションに置き換えることで、
イメージを分かりやすく共有化できるのは凄いことだなと思います。

まだこのソフトに不慣れなところもありますが汗、これから励んで
BIMを使いこなして、建物の可能性をより一層引き出せるようになりたいと思います。