代表の福田です。
6月は雨模様に悩まされましたが、一転もう梅雨明けらしいです(汗)
6月は雨模様に悩まされましたが、一転もう梅雨明けらしいです(汗)
今年の前半は、家づくりにおけるロングライフデザインのルーツを訪ねる旅を連続して企画しました。
・SE構法の集成材工場と伐採現場の山を訪ねて岡山・津山市まで。
・漆喰・土壁、瓦の生産現場と、原料となる土の採掘場を訪ねて兵庫県・淡路島まで。
・竜山石の採掘現場と加工場を訪ねて兵庫県・高砂市まで。
院庄林業株式会社・岡山工場の集成材工場にて
植林・育林・伐採・加工により山の循環・木材の持続的供給を一貫して行う企業姿勢に共感している様子(笑)。 奥に写るのは、一緒に視察されているバウムスタイルアーキテクト(岡山市)の藤原さんです。
大栄窯業株式会社・道上社長と採掘工場にて
10年を超えて、15年・20年・25年と家守りの立場で実際に屋根の経年変化を確認する度に、「瓦・最強説」を確信しています。 一方で、リアルZEHを推す我々は、太陽光パネルとの併用が依然悩ましい点です。
近畿壁材工業株式会社・濱岡社長と土のミュージアムSHIDOにて
標準では高知産の漆喰(しっくい)を使用していますが、石灰の色(ホワイト)のみでしたが、 近畿壁材工業さんのご協力を得て、グレーやベージュなどのモダンな漆喰標準色を準備していますのでご期待ください。
竜山石の山元 株式会社松下石材店・松下社長のレクチャーにて
関東の大谷石より固く、密度が高いのが竜山石。岩盤の表面の希少部位の赤色と、一般的に流通する黄色と灰色の全てに交じる白い斑点が特徴です。 産地近くの加古川がご出身のお施主様に、キッチン背面の仕上げにご採用頂きました。
ロングライフデザインをルーツを辿ると必ず人の営みに終着します。
そこには、地産地消で再調達可能な材料からで家づくりを支え、代々継承される地域の産業を守ろうとする、志(こころざし)があります。
そこには、地産地消で再調達可能な材料からで家づくりを支え、代々継承される地域の産業を守ろうとする、志(こころざし)があります。
普段、工事現場で「材料」として扱っているだけでは知り得ない、生産者(つくり手)の絶え間ない取り組みを知る貴重な機会となり、私はもちろんのこと千知岩チーフやスタッフ全員、ロングライフデザインのルーツを発見する旅となりました。
これからも、事あるごとにロングライフデザインを訪ねて参ります。
※音が出ますのでご注意ください↓