GARDEN Vol.17

”なぜ?葉っぱより先に花”

お庭づくりBOUGHバウの下村恭弘です。  

まだまだ寒い日が続きますが庭では綻びそうな蕾のマンサクがそろそろ開花しそうです。
このマンサクの木、早春に葉に先駆けて開花することから「まず咲く」→「まんさく」と 名付けられたとか。


マンサクのようにウメ、モモ、コブシ、モクレン、ハナミズキも葉よ りも先に花を咲かせてから葉っぱが出てくる樹木があります。
ソメイヨシノもそうです。 普通多くの植物は、葉が成長した後に花が咲きます。これは種や実を作るのに必要な栄養を繁らせて光合成をして栄養を蓄える必要があるからです。ではなぜソメイヨシノ達は葉を出すよりも先に花を咲かせるのでしょうか。


葉が一枚もない枝に咲く花々は大変に目立ちます。私たちがそれに目を奪われるのと同じく、昆虫や鳥たちにも見つけてもらいやすいく、その美しい花の色や香りで誘い、蜜を与えて花粉を媒介してもらうことができます。
そして、花粉がうまく媒介されると、木に蓄えられていた栄養と、後から出た葉の光合成により作られた栄養で、種や実がゆっくり成長することができるのです。 いちばん気候の温暖な時期に子供(果実)を育て上げるのですね。

ちなみに、北海道のソメイヨシノは開花と出葉(葉が芽吹く)が同時です。しかも桜の開 花とほぼ同時に梅や桃も咲き出し辺りは一面ピンク色になるそうですよ(ゴージャス!!)

 

 

下村さんと2017年に弊社にて一緒に家づくりをさせていただきました。

施工写真はこちら → 山麓の家


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株式会社関東園 BOUGH (バウ):大株という意味があります
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