皆さんは「メンテンナス・フリー」と聞いてどんな家を思い浮かべるでしょうか?
家も人がつくるモノですから、点検や部品交換などの保守作業が長期間不要、あるいは大幅に削減される状態を言います。
完全に手入れが不要(ノー・メンテナンス)という意味ではなく、高耐久素材などでメンテナンスの頻度を減少させている状態です。
住宅における重要なメンテナンスは、「雨漏り防止」と「美観を保つ」こと。 すなわち、外装や屋根の耐久性に起因します。
私がこれまで四半世紀に渡り、「家づくり」と「家守り」に携わって言えることがあります。
それは、建物の外装と屋根は「コスト」ではなく「金融商品(支払いタイミングの設計)」であるという事です。
■一般的な耐久性
・ガルバニウム屋根(太陽光パネルを搭載している場合は耐久性が向上します)
・窯業系サイディング
・普通耐久性のシーリング
■より高い耐久性
・瓦葺き屋根
・塗り壁によるシーリングレス収まり
・深い軒で雨掛かりを減らす屋根形状
初期コストを優先するあまり、耐久性の低い仕様を採用することは10年後・20年後・30年後とメンテンナスコストが嵩むことになる「支払いの先送り」です。
一方で、初期コストを投入しても高い耐久性の仕様で建てた家の外装は30年間のメンテンス・フリーを実現する「保険+積立」の意味合いを持ちます。
初期コストを住宅ローンに組み込みつつ、メンテナンスコストの増大という将来の負債を圧縮します。
高耐久の外装や屋根で建てた家は「金融商品」であると言える理由です。
見通しづらいメンテンスコストですが、弊社は新築のプランニング段階から、築30年目までのメンテンナスコストをシュミレーションしてご提示しています。
将来の家計の負債とならないよう、これから家づくりを考える皆様にも一ご考頂けると幸いです。












