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突然ですが、皆さんエアコンを買う際にどの容量の機種を買えばいいか分かりますか。

 

エアコンのカタログや、家電量販店で商品を見ていると、「〇〇畳用」と書かれています。

これを鵜呑みにしてはいませんか。

実は、このエアコンの畳数表記は無断熱の木造住宅相当の住宅を基準としているのです。

住宅の性能や近隣条件、窓からの日射などの条件によっては、エアコンを設置する部屋の畳数よりずっと小さい畳数表記の機種で快適に過ごすことが可能です。

 

適正な容量のエアコンを選ぶことができれば、機種の購入代金を安くすることができますし、大抵の場合エアコンの効率も良くなりますので、イニシャルコストとランニングコストを両方安くすることができます。

 

今回から何回かに分けて、お住まいに合ったエアコンの選び方を説明していきたいと思います。

まずはエアコンのカタログの見方です。

まず重要な部分は、③です。

ここでは、エアコンが発生させることができる熱量を表していますが、暖房と冷房それぞれ3つの数字が書いてあります。

上の段の大きな数字は、定格能力(中間的な能力)を表しています。

その下の()で囲われた数字は、それぞれ(最低能力~最大能力)となっています。

エアコンは、設定温度まで暖まるまでは強い力で運転しますが、設定温度に到達すると自動的に温度を維持するだけの強さに調整してくれています。

このときの最大能力と最小能力をこの数字が表しています。

 

④はそのままですが、消費電力です。

上記の表ですと、定格能力の暖房3.6kw(3600W)を運転している時、660Wの電力を消費します。

最低能力の0.6kw(600W)の時は95W、最大能力の7.7kw(7700W)のときは2000W消費します。

この時、3.6kwで運転しているときは消費電力のおよそ5.5倍の熱量を生み出していますが、

7.7kwで運転している時は3.85倍の熱量となっております。

つまり、運転している強さによって、消費電力に対する効率は変化します。

 

⑤はエアコンの効率を表しており、この「通年エネルギー消費量(APF:Annual Performance Factor)」がエアコンの効率の良さを比較する数字です。

2019年3月現在の商品ですと、APFが7台でトップレベル、6台で優秀、5台で平均的、4台で低いといった具合です。

 

このように、畳数表記以外にも様々な情報が書かれており、むしろこちらの情報こそがエアコンを選ぶ上で重要な情報です。

家電量販店のエアコンコーナーに訪れた際には、このあたりに注意しながら商品を見ていただくと面白いかもしれません。