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皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
 
向こう一週間ですが、先週末から今週前半にかけ寒の戻りで昼夜の寒暖の差がありましたが、今週中旬からは外気温も上がり平均して18度ぐらいまで上がる為、過ごしやすくなりそうです。
 
さて今回からニュースレターでご紹介した、『居心地のいい、小さな家』後編の最適解を導くための方法論についてご紹介したいと思います。
 
 
土地探しからスタートされたご家族4人の2階建てのお住いです。
 
 
・敷地は伊丹市北部に位置し、北側に水路、4M道路の南東角地で、 住宅に囲まれた敷地は1Mほど高低差のある第1種低層住居専用地域に指定された27坪の土地です。
 
 
ご要望は   
・大きな吹抜けのリビングがほしい
・リビングはバルコニーと繋がり一体感を演出 ・広めのバルコニーがほしい
 
 
上記要望をキーワードに、
変形の台形敷地を活かしながら、建物は東西にできるだけ長く配置し、 家事動線を考えほとんどの機能をワンフロアーに集約した、東西に長い吹抜をもつ家として計画をスタートさせました。
 
 
計画の課題及び提案として
1.小さく広く住まう為に家事動線を考慮したプライバシーの高いゾーニング計画
2.変形の台形敷地を活かした土地利用計画
 
 
検討を重ね最適解に至った方法論ですが、
2.指定の用途地域では、外壁は隣地及び道路境界線より有効1Mの後退が必要です。
外壁後退のある27坪の土地で、駐車スペースの配置を検討していく場合、住宅のスペースを優先に考えることをお勧めします。
その回答として道路と平行に駐車すれば必要最小限のスペースで抑えられ、住宅の面積をより多く確保することができるからです。
さらに住宅スペースを効率的に計画するためには、建物をできるだけ整形にする必要があり、※外壁後退の緩和措置を利用します。
この規定を利用すれば平面計画上整形部分が増え、少しでも耐震的に有利に働きます。
また玄関位置は順当に考えれば南側若しくは東側ですが、計画地においては北側の選択をしました。
なぜなら庇は道路後退線の規定に抵触しない、道路斜線の影響を受ける南東側ではないので、道路斜線による建物ボリュームの影響がない為です。
よって南側には駐車スペース・東側には駐輪スペースと無駄なく、効率の良い土地利用計画が可能となりました。
 
 
 
※外壁後退の緩和措置(外壁の後退距離の限度に満たない距離にある建築物又は建築物の部分が外壁又はこれに代わる柱の中心線の長さの合計が3m以下であること。)
 
 
◼お住まい拝見見学会(イベントレポート)