こんにちは。設計の鳴瀬です。
久しぶりに、実施打合せのことについて
書いていきたいと思います!
前回の実施打合せ②【設備】~コンセント~に続き、
今回は 照明計画 についてお話したいと思います。
照明計画は、基本設計中のヒアリング
(使いたい照明器具はあるか? 明るさの好みは? 洗面室の照明は昼白色がよいか? など)
を元に、設計スタッフからご提案させて頂きます。
照明計画。それは、家づくりにおいてとても重要です!
同じプランでも、照明計画の違いによって
全く印象の違う家になります。
部屋を落ち着いた雰囲気にするのか、それとも明るさを求めるのか、、
その違いによっても照明計画は変わってきます。
例えば、この写真。 読書スペースの写真です。
この空間では、ダウンライトを一切使っていません。
間接照明、足元灯、ブラケット(壁付照明)のみを使って、落ち着きのある空間を作っています。
落ち着いた空間にされたい場合、
シーリングや、ダウンライトの多灯照明にして
煌々とした明るい空間にするよりも、
天井にできるだけ照明を設けず、明るさの重心を落とすことがお勧めです。
間接照明を使うと、空間に立体感や陰影が出て、室内の広がりを感じさせることもできます。
家づくりを考える上で、実は見落としがちな照明計画。
「この家の写真、すてきだな」
そう思われた時に、どんな照明をどう配置しているのか見てみると
新しい発見があって、より楽しくなってくると思います。
見学会の時に照明に注目して見てみるのもおすすめです(^^)