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皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
 
朝晩が冷え込み昼間は気温上昇と、一日の寒暖差で体調管理にはくれぐれも注意してくださいね。
 
 
先日スタッフとともに東京の勉強会に参加しました。
弊社で提案しております、びおソーラーを取り扱う一般社団法人 町の工務店ネットが共催する秋のセミナー『木と太陽の設計術』に、常日頃から木造建築を研鑽されている方たちから学びを得ようと終日勉強会に行って来ました。
午前の部は住宅以外の中大規模木造建築の普及と発展について、午後からは人と自然をつなぐ建築の未来形について日本を代表する工務店社長、建築家、大学教授と錚々たる面々の方たちの思考に触れることでたくさんの学びがあり、弊社において設計並びに施工部分におけるたくさんのヒントを頂きましたので、これからもお客様に最適解のご提案ができるように日々努力してまいります。
 
【びおソーラー】
 
 
 
さて今回はニュースレターでご紹介した、『山手台の住まい』全3回の計画課題.2の最適解を導くための方法論についてご紹介したいと思います。
 
 
土地探しからスタートされたご家族4人の2階建てのお住いです。
 
・東側の山並の稜線を望める南東側に傾斜していく開発造成地で、第1種低層住居専用地域に指定された土地です。
 
 
ご要望は   
・山や空を眺めるような工夫がほしい
・遊び心のある家
・1階リビングと2階のつながりがほしい
 
上記要望をキーワードに、1階のLDKと吹抜を介した2階階段廻りのパブリックスペースとの一体感が生まれるように、ロフトのようなライブラリーを作ることで家族のつながりをコンセプトにした計画をスタートさせました。
 
 
計画の課題として
 
1.東側に見晴らしの良い眺望・南側には開かれた庭をもつ敷地の際のゾーニング方法は?
2.1階と2階の一体感が生まれるロフトのようなライブラリーとは?
3.将来太陽光発電パネル設置を見据えた準備とは?
 
 
検討を重ね最適解に至った方法論ですが、
 
 
2.小さなお子さんがおられるご家族のゾーニング計画を行う際には、階段をリビング・ダイニング・キッチン内に配置させることが多いですが、その理由として家族間のコミュニケーションのとりやすさ、更には平面的に接続して横方向の繋がりで奥行きを作り、縦方向にも吹抜け・高天井を利用することで上下階の一体感が生まれます。
その階段を上がった先のホール・廊下と吹抜けとの間は、通常では手すり等で仕切られ、そこは2階の寝室に向かうためのホール・廊下となり2階からの一体感は得られません。
子どもたちが喜んでもらえるように積極的に繋がりを作っていく方法として提案させて頂いたのは、デスクスペースのコーナーです。
さらに、より一体感を高めるための手法としては床座にします。
吹抜けに脚を投げ出して、リビング・ダイニング・キッチンとの距離がさらに縮まります。
床に着座することで最低限のスペースがあれば良いため、階段との間には本棚も作ることができ、小スペースでも用途を重複させることで、より家族間の繋がりが生まれるライブラリーの一例のご紹介でした。
※ゾーニング(計画上のプロセスの一つで、空間を機能や用途別にまとめて必要な空間の大きさを設定し、相互の関連を見た上で位置関係を決定する設計手法です。)
※床座(ゆかざ)生活(板の間や畳の上に、ちゃぶ台を置いてくつろだり、食事をするといっそう親近感が湧くように感じます。掘りごたつや座敷の方が落ち着く、そんな日本人ならではのリラックスが出来る暮らし方) 
 
 
次回は計画の課題3.についてお伝えさせて頂きます。