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さて今回はニュースレターでご紹介した、『本のある暮らしを楽しむ家』第6回、計画課題.②−2の最適解を導くための方法論についてご紹介したいと思います。
 
 
 
愛着のある土地で家づくりをスタートされるご家族の2階建てのお住いです。
 
敷地は堺市の北区、7行政区のうちの一つである北部に位置し、大阪市のベッドタウンとして住宅開発された街で、堺市唯一の地下鉄が区内を通り、2009年8月に南区を上回り、堺市最多人口の区となりました。
敷地は南東に道路、道路とほぼ高低差のない第1種中高層住居専用地域に指定された約70坪の整形な土地です。
 
 
ご要望は
・象徴的な本棚が欲しい
・プライバシーが高く周囲と目線が合わないように
・水廻りは道路から離して干し場は屋根付
・通風ができる雨戸が欲しい
・キッチンはスタディスペースが見え、リビングからは見えないように
・帰宅後、出発前の用意を全て一回で済ませたい
 
 
計画の課題及び提案
①.土地利用計画と家事動線に配慮したゾーニング計画
②.敷地に対して真北が45度東側に傾く際の日射取得と日射遮蔽の方法
 
 
検討を重ね最適解に至った方法論ですが、
②−2.前回は日射取得についてご説明しましたが、今回は日射遮蔽の対策と商品の説明を致します。
夏期には、日射遮蔽を疎かにすると室内に侵入した熱が逃げにくくなり、結果エアコンで無駄なエネルギーを使用することになります。
特に今回は厳しい西日をまともに受け、熱が侵入してくるため日射遮蔽対策が重要になります。
そこで性能の高い窓と合わせて日射遮蔽に効果のある付属部材をご紹介したいと思います。
すだれ・タープテントで、高所でない庇にはフック金物をご用意します。
シャッター・外部ブラインド・外部スクリーンもそのひとつです。
形状も様々ありますが、近年ではシャッターにルーバー機能のある商品もございます。
上記の商品に合わせて、内部にハニカムサーモスクリーンも日射遮蔽に役立ちます。
通常は、冬期の室内の熱損失があるため断熱効果のある付属部材として提案いたしますが、熱移動を食い止めるものとして夏期においても、外部の熱が室内に入らないようにする付属部材として非常に有効です。
パッシブデザインは平面・断面計画、基本性能で室内環境を快適な環境に整えることができますが、唯一日射遮蔽については上記の商品を使い、ご家族の自らの手で遮蔽という行為を行って頂くことで夏期も快適に過ごして頂きたいと考えています。
 
※パッシブデザイン(太陽の光や熱、風といった自然の恵みを上手に採り入れることで、エアコンなどの機器をなるべく使わず快適に暮らすことを目指した設計)
※外部ロールスクリーン
【YKK:アウターシェード】
※ハニカムサーモスクリーン(断熱・省エネ効果が得られ、蜂の巣構造のスクリーンが熱の出入りを防ぎ、室内にありながら40%近い遮蔽効果があり、障子のような柔らかい明るさを確保できます)
 
 
◼完成見学会(イベントレポート)