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箕面市にてSS様邸 建て方工事を行いました。
 
建物は敷地を余すことなく利用し、最大限の空間を確保したボリュームで東西に長く、パッシブデザインには申し分ない建物です。
その分、建て方作業の難易度は一気に上がりました。
敷地を取り囲む電線・通信ケーブルが支障となり、何とかクレーン車は据え置いたものの、
資材運搬のトラックからの荷取りが難しい状況で頭を悩ませます…
 
建て方当日、天候には恵まれました。最近はどこの物件の建て方でも晴天続きで、
「これも日頃の行いの…」と迷信でも信じ切ってしまいそうです。
棟梁含め6名の大工による作業開始です。
 
初日に搬入した2階の梁を組んでいきます。
 
梁が組みあがった時点で、一度クレーン車を移動し、
資材搬入トラック(通称:ユニック車)を横付けして直接資材を2階まで揚げてもらいます。
クレーンの旋回範囲内の足場組みは1階までに留め、資材の搬入、吊上げ作業に足場が支障とならないようにしています。
しかし、足場がないと小屋組みの梁が組めない恐れもあり、この辺りの判断が毎回非常に悩むところです。
 
刻々と進む作業の合間に運搬ドライバーとクレーンオペレーターと私とで荷揚げの方法を相談し、
クレーン車を移動することは時間的にも大幅なロスとなり稀な事ですが、上記の作業形態をとることにしました。
 
各々の現場での経験値が生きてくる瞬間です。
ライブでのやり取りで最後のジャッジを下すのは緊張が走りますが、うまくやり遂げることが出来ました。
 
その後登り梁、母屋梁を組み上げて建て方完了です。
小屋組みを省いた木骨構造の美しい架構が姿を現しました。
 
建て方のメイン職方は大工さんであることに変わりはないのですが、今日は別の視点で綴ってみました。
皆様お疲れ様でした!そしてSS様、おめでとうございます!