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こんにちは、設計の古橋です。

久方振りのブログ更新になりますが、
ここ2〜3ヶ月は主に”生駒郡 NG様邸”と”奈良市 MI様邸”の実施設計などに取り組んでいます。
今回はこの2邸について少しご紹介したいと思います。


<生駒郡 NG邸プロジェクト>

隣棟間隔にゆとりがある高低差の大きい敷地に、建物を真南に振る配置計画を取ったNG様邸。
工房を併設する平屋部分と共に階高を抑えた片流れ屋根が、配置計画と相まって特徴的な外観を形成しています。


内部空間としては、コンパクトでこもり感のあるダイニング・キッチンに対して、リビング空間は床レベルをワンステップ下げ、
低く抑えた高さからの勾配天井とその天井面をやんわり照らすコーブ照明(関節照明)を組み合わせて、落ち着きある空間提案をしています。
また1階ダイニングと2階の寝室には、それぞれ南東コーナーに大きな開口を設けて立地を活かした眺望を狙っています。


工房においては床材にオーク荒材、勾配天井の仕上げにはラワン合板を採用し、
配線ダクト+スポットライトを照明計画のベースとするなどして、モノ作りを行う空間らしさを演出しています。

先日基礎工事に着手し、共に検討を重ねて参りましたプランがカタチになるべく動き出しました。


<奈良市 MI邸プロジェクト>

奈良市の閑静な住宅街に計画中のMI様邸は、オランダで居住経験のある施主様の見聞や感性が家づくりの根幹を成すように感じます。


外壁材にはセメントの風合いを生かした”ムラ感”がある無垢の建築素材を。
屋根には採光と眺望を意図したドーマーを計画するなど、弊社としては新たな表情を持つお住まいが誕生する予感がしています。


南側に開けたリビング・ダイニング空間は、床材や造作収納家具などをオーク材で統一し、
勾配をつけた高天井の仕上げ材には針葉樹合板を採用しています。また南面の開口に用いる木製サッシと、
建物中央に位置するスチール製のスリット階段はMI様邸のパブリック空間を特徴づけています。

実施設計打合せも終盤に差し掛かり、翌月の着工に向けて最終の詰めに奮闘中です。


最後に… 私事ではありますが手短に、今年6月に入籍しましたことをご報告させて頂きます。

写真の食器は恐縮ながら、今回ご紹介しました建物の施主様より頂いたお祝いの品です。
和モダンな陶磁器製の平皿はNG様より、絶妙な近似サイズの半磁器製ペアカップはMI様より頂戴しました。


設計打合せで窺えるモノ選びセンスの光るセレクトに感心しつつ、
何よりお二方のお心を大変嬉しく感じています。改めましてどうもありがとうございます。
偶然にもそれぞれの食器は調和して、ほぼ毎日食卓を彩っています。


家づくりもいよいよ机上から現場へ!
NG様、MI様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。