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さて、今回は無垢材の日常のお手入れの重要性と汚れの落とし方(クレヨン)についての実験のご報告です。
無垢材の日常のお手入れは弊社メンテナンスブログを御覧ください♪
https://www.fukuda-lld.jp/blog/?p=8717


[実験の目的]
・日常のメンテナンスを行わないことで、どれくらい汚れの落としやすさに影響するのか観察する。
・クレヨンが床についた場合に、何を用いて落とすのが効果的かを検証する。

[実験方法]
1)オイル塗装した木材と、全くの無塗装の木材にクレヨンで落書きをする
2)キヌカ、アウロパワークリーナー、ウタマロリキッドでそれぞれ洗浄する
3)結果を比較検討する

結論から先に申し上げますと、
『オイルでケアしていると、汚れの付きやすさも落としやすさも段違い!』です。


1)      木材にクレヨンで落書きをする

左が無塗装、右がオイル塗布済の杉材です。
右がすこし色が濃いのがわかるかと思います。


クレヨンで落書きをします。

今回は洗浄に使う商品名をそれぞれ書いていきます。

洗剤等をつける前に、まずは定規でクレヨンを削ります。


削った後、軽く拭き取りをしています。
無塗装(左)は拭き取ったクレヨンが伸びてしまって汚く見えます・・・

2)      キヌカ、アウロパワークリーナー、ウタマロ液体石鹸でそれぞれ洗浄する

では、スタートです!
まずはウタマロリキッドから。

歯ブラシに水で薄めたウタマロをつけてこすっていきます。
木目に平行にこするほうが傷になりにくいですよ。

▼無塗装

▼オイル

オイル、無塗装ともに割ときれいになりました!

乾くのを待つ間に、今度はアウロパワークリーナーで洗浄です。

クレヨンに乗せたそばから油分が浮いてきました。
こすると、するするーっと薄くなっていきます。

▼無塗装

▼オイル

オイルの方はかなり取れましたが、無塗装の方は文字の周辺も黒ずんでいます。

最後に、キヌカを試してみます。

仕上げ用のオイルだけあって、きつい汚れを落とすのは得意ではなさそうです。
▼無塗装

▼オイル

オイルの方はそこそこ、無塗装の方はかなり黒ずんでしまいました・・・。
それでも意外と頑張りました!

洗浄作業後、表面ケアのためにオイルを塗りました。

右(オイル)はうっすら残っているかな、というくらいですね。
左(無塗装)は伸びたのかくすんでしまったのが、引きで見るとよくわかります。


[結果]
クレヨンの汚れについては、やはり油汚れに強い洗浄剤(ウタマロ、パワークリーナー)が効きました!

※他の洗浄剤で試す際は必ず中性のものをご使用ください!アルカリ性の洗剤を使用すると、黒ずみがでてしまいます!
(アルカリと木材の反応による黒染み:https://www.fukuda-lld.jp/blog/?p=22347
アウロのパワークリーナーは天然成分のみでできているため、木材との相性は◎
独特の臭いと、廃棄時に少し注意が必要ですが、無垢材が多いお宅では用意しておいて損はないかと思います。

キレイに取れたとは言い難いですが、キヌカも健闘しました。
クレヨンでこれだけ取れたのですから、普段の軽い汚れは全く問題ないといっても大丈夫かと思います。

特筆すべきは、オイルを塗っている場合と無塗装の場合の仕上がりの違いではないでしょうか。
無塗装の場合は、汚れも洗浄剤もどんどん木肌が吸い込んでいってしまって、薄汚れた仕上がりになってしまいました。
オイルを塗っていたほうも、完璧にとれたとは言い難いですがもう少し時間をかけて作業すれば気にならない程度まで仕上げられたと思います。
日常的に汚れやすい場所だけでも雑巾がけの代わりにケアしてあげると汚れがつきにくく落としやすい、いい環境を保てると言えるのではないでしょうか。


[今回ご紹介した製品]
・キヌカ http://www.kinuka.co.jp
・アウロパワークリーナー https://www.auro.co.jp/item_page/auro421.html
・ウタマロリキッド https://www.e-utamaro.com/products/liquid
 注:本来はお洗濯用の洗剤です。成分が残らないようしっかりと拭き取ってください。