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今年私たちは、2050年の脱炭素社会に向けたSE構法のオール国産化プロジェクトに取り組みます。
 
2000年に標準工法として導入したSE構法ですが、用いられる木材は欧州赤松を主とする輸入木材のため、国産化はずっと念願でした。
そしてこの度、国産ヒノキ材をエンジニアリングウッド(集成材)化することにより、ようやく実現したSE構法のオール国産化です。
念願叶い、そのヒノキの主な産地、奈良県の伐採現場と製材所を訪れることができました。
しかしながら、伐採現場までの道中は険しく、小規模なものが点在していて、この条件下で生産効率を高めていくのは至難だと感じます。日本の森はスギとヒノキが混在しています。
画面の右の葉が「ヒノキ」、左の葉が「スギ」です。
くくのちプロジェクトのメンバーの一員、滋賀県の楠亀工務店の楠亀社長(左)と談義中の私。

同じ大阪府から参加するタイコーアーキテクトの羽柴社長もカメラ目線でポーズ中(笑)。

くくのちプロジェクトを支えて頂く西垣林業(株)の西垣社長から、我々も知らない林業の実情をお聞きしています。西垣林業さんの広大な敷地。
伐採現場から運搬されてきた丸太は、先ずはここで選別されます。工場内の最初の工程が皮剥きです。

敷地内にある人工乾燥用機の高温釜の燃焼材料となりますが、膨大に発生するためその再活用も課題だとか。ほぼオートメーション化された加工ラインで丸太から材木へ変化していきます。
機械好きならずっと見ていられます(笑)

最後には人の目で、集成材になる前の材料として選別されます。
約120℃の人工乾燥機にかけられ、乾燥による干割れ予防します。

養生中の加工された木材。

最後は会議室をお借りして、プロジェクトメンバー全員が今後の課題や展望について意見交換しました。
脱炭素社会の実現のため、日本の林業を次世代へ引き継ぐため、日本の国益のため、SE構法のオール国産化に取り組んで参ります。
※くくのち:日本神話に登場する木の神(古事記では「久久能智神」と書きます)

↓こちらの投稿もご一読下さい(日本の森でつくるSE構法)