こんにちは。
みなさん、GWはゆっくりとできましたでしょうか。
私は久しぶりの連休、父方の実家がある富山県へ家族で旅行に行ってきました。
富山へ行くのは8年ぶりくらい。いつもは父方の実家で酒を飲むだけですが、今回は富山市内の美術館へ足を運んでみました。
子連れで美術館に行っているため、写真も少なめなことはご容赦下さい。
富山市ガラス美術館
外観写真は取り忘れてしまいました。。。
隈研吾さん設計で、図書館と美術館が複合された建築で、2015年竣工。
富山県は薬売りが有名ですが、薬のガラス瓶の製造需要があったためガラス工芸が盛んになったそうです。
建物の中央部を吹抜けが貫くような空間構成になっており、内部には県産材の杉のルーバーが使われています。
最上階からの採光を吹抜けを通じて下まで落とすような形になっていました。
外観にはガラスとアルミと石を使っているようですが、同じようなルーバーが設置されて光を乱反射するようなファサードになっています。
写真が無いため、外観はHPを御覧ください。
https://toyama-glass-art-museum.jp/
吹抜けが縦に貫く構成や図書館との複合施設ということで茨木市に2023年に竣工した「おにクル」を思い出します。
こちらは伊東豊雄さんの設計で、図書館と子育てや文化的な施設の複合施設となっていますが、イベントなども豊富なので機会があれば訪れてみて下さい。
富山県美術館
富山県の東部には3000m級の山々からなる立山連峰があり、富山の大きなシンボルとなっています。
親族からも、「今日は晴れてて立山がよく見える」という言葉が日常的に出てくるほど。
そんな立山を望むように大きなガラス面が特徴的な美術館。
内藤廣さん設計で、2017年竣工です。
模型とかあるとじっくり見ちゃいますよね。
この日は天気もよく、立山がよく見えました。
屋上には遊具が設置された庭園があり、そこから立山連峰が一望できます。
関西近辺では見られないスケール感の山々に圧倒され、何か胸に来るものがあります。
富山県美術館
富山市内は割りとどこからでも立山を見ることができ、息子もビルの隙間や道路の先に立山を見つけるたびに「あ、立山!」と言っていました。
市内には路面電車が走っており、富山駅の中を路面電車が通過する光景は面白いですよ。
機会があれば、ぜひ富山まで。
海鮮が食べたい方は、夏以外が良いかもです。