GARDEN Vol.11

 

「雑草対策について」

お庭づくりBOUGHバウの下村恭弘です。  

 

夏本番!!

 

お庭の草引き・雑草対策は10 月頃までまだまだ続きます。
家が出来、次はお庭。雑草対 策を考えると全てコンクリートにしてしまう場合がありますが、そんな味気ない方法ではなく、雑草とうまく付き合っていく庭づくりについて、著書”雑草と楽しむ庭づくり( ひきちガーデンサービス)” より少し紹介します。

 


出典:曳地トシ+曳地義治ひきちガーデンサービス『雑草と楽しむ庭づくり』築地書館 2011年6月発行 

 

雑草はどうしても厄介者のイメージなので抜く・刈る・除草剤で枯すとなりがちですが、そうではなく雑草を庭で活かす。
芝生などの代わりにグランドカバーにしてしまうという考え方です。

管理の大変な芝生より自ら生えてきてくれる( つまり、その環境にあっている) 雑草を短刈りそろえ、いわゆる ” 緑のじゅうたん” にしてしまう。遠目から見ると大差はないそう。

欧米では最近管理が大変で水の消費も激しい芝をやめて、在来の雑草でグリーンのカーペットにする人が増えているという。
また、この刈るということにより雑草の遷移を止めることができる。
野放しにしていると、どんどん丈の高い雑草が増えていき、地面の下の方で生える雑草は、光合成が出来なくなり絶えていく。
これが自然の雑草の遷移です。

それを止めるためには人間の手によって、ぼうぼうにならない程度に刈る。このぼうぼうにならない程度という草丈が5cm!! この高さで刈っていると5cm 前後の草しか生えて来なくなる。それ以上の雑草は花芽を刈られてしまうのでタネを付けられなくなるからです。
もっと短ければ効果があるかというとそうではなくより強く再生しようとする為グッと急激に伸びてしまう。

5cmの長さが草の成長も遅く地表への日光も遮り他の雑草のタネが発芽するのを抑制することができ、適度な湿り気を保持し涼しく 感じるそうです。

 

 

実際バウの芝生は長めに刈り込んでるので雑草は少ないですよ。成長も遅いので今年の芝刈りもまだ1 回だけで済んでいます(^^)
前回で紹介したダイコンドラでの雑草対策と合わせて、この5cm 刈り込みで” 雑草のじゅうたん” にするのもいいのでは。

 

バックヤードにおすすめです!!

 

 

下村さんと2017年に弊社にて一緒に家づくりをさせていただきました。
施工写真はこちら → 山麓の家


❝お客さまのニーズにあったお庭・外構を提供させて頂いただきます❞

株式会社関東園 BOUGH (バウ):大株という意味があります
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