こんにちは。設計の田中 桂です。
先日、「第13回 全国省エネミーティング in 栃木」に参加してきましたので、その様子をレポートしたいと思います。
全国省エネミーティングとは?
私たちが所属する「Forward to 1985 energy life」が2011年から主催している、家庭部門での省エネルギーの普及を目的としたイベントです。
毎年全国各地を巡回して開催されており、第13回目となる今回は栃木県・宇都宮大学が会場となりました。
開催地域ごとにイベント内容は少しずつ異なりますが、今年は子どもたち・学生・そのご家族など、一般の方々に向けたプログラムが中心でした。
地域によって直面する環境課題はさまざまですが、「家庭」はその最小単位です。
一人ひとりが“今日からできること”を始めることが、家庭部門の省エネの魅力でもあります。
イベントの冒頭には、「Forward to 1985」代表理事・辻さん、そして栃木県知事のご挨拶もあり、にぎやかに幕を開けました。
今回の目玉イベントの一つが、「省エネアイデアコンテスト」。
小学校低学年から大学生まで、幅広い世代の子どもたち・学生が自ら考えた省エネアイデアを応募してくれました。
当日は各部門ごとに発表プレゼンが行われ、最優秀賞もその場で決定。
子どもたちの柔軟な発想や、エネルギーに対する真剣な眼差しに、たくさんの学びと感動がありました。
会場内には、協賛企業のブースや、子どもから大人まで楽しめる体験型ワークショップも多数。
遊びながら省エネの仕組みを学べる内容で、親子連れにも大好評でした。
また、宇都宮大学の高橋教授と1985理事の吉田さんによるトークセッションも開催され、海外の環境政策をもとにしたお話は非常に興味深く、知見を深める良い機会となりました。
この日は300名以上の方々が来場されたようで、大盛況のうちにイベントは終了しました。
実は今回、私がこのイベントに参加したのにはもう一つ理由があります。
なんと、来年2026年の全国省エネミーティングは、関西での開催が決定。
私もその実行委員の一人として関わることになっており、今回の栃木での運営をしっかり見て学ばせていただきました。
来年に向けて、準備を頑張っていきたいと思います!
エネルギーや環境の問題は、つい難しく捉えてしまいがちですが、
家庭レベルの身近なところからでも始められることがたくさんあります。
未来の世代のために、小さな「できること」から、私たちも引き続き取り組んでいきます!