GARDEN Vol.14

”樹木の落葉について”

お庭づくりBOUGHバウの下村恭弘です。  

今年の夏は暑かった・・ですね。正に” 命に関わるような暑さ” でした。
この猛暑の影響は 人間だけでなく植物にもあったようです。

9 月初旬のこと、街路樹の栃木が落葉していました。落葉樹の葉っぱが落ちるのは晩秋。
つまり寒くなってから。 9 月に葉っぱを落とすのは早すぎます。

なぜ ?

この栃木の落葉現象は自分の身を守る為の防御策だったのです。

猛暑により根から吸収される水分は減るのに葉の気孔から水分は失われていく … 自分自身の水分がどんどん失われ ていくので自分から葉を落とし、水分や養分の蒸散を抑え自らを守っているのです。

樹木が自ら葉を落とすというのは樹木自身がしっかり生きようとしている証拠です。

原因は水不足なのですが、葉を落とす体力があるだけ回復の見込みはまだ十二分にある状態です !

一番危険なのは夏場に葉を落とすこともなく茶色く葉が枯れている状態。

これは、葉をふるう元気すらなく立ち枯れかかっているので、非常に危険です。
葉は茶色くなってきたけど葉を落としそうもないな。と感じた時は枯れた葉を取り除いて、 手助けしてあげてください。復活することもあります。

このように夏に落葉するのは水不足が原因ですが、ただ気を付けて頂きたいのは、植えて 数年以内の樹木は水やりが充分でも根がしっかりと根付いていないこともあり、葉を落と しやすいということもあります。
判断が難しいのですが・・・。

おすすめ球根はスノードロップです 。
秋植え球根の植え込み時期です。早春のまだ寒い時期に芽を出し開花するスノードロップ。
春を感じれる小さな草花。1 度植え付けてしまえば特別な手入れをする必要がないので育 てやすい草花です。
背丈も低いので 2.30 球固めて植えるのがおすすめですよ。

 

 

下村さんと2017年に弊社にて一緒に家づくりをさせていただきました。
施工写真はこちら → 山麓の家


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株式会社関東園 BOUGH (バウ):大株という意味があります
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