GARDEN Vol.16

”クチナシ”

お庭づくりBOUGHバウの下村恭弘です。  

今年も暖冬なのでしょうか?ほんとうに暖く青虫もまだまだ大活躍!!
今朝もクチナシの木に” オオ スカシバ” の幼虫(蛾の幼虫)を発見。
1匹捕獲しました 樹高0.5~2mくらいの常緑低木のクチナシ。BOUGHの庭づくりでもよく使う樹木です。

梅雨時期に甘い香りがするのも季節感があって好きな樹木で三大香木の1つです。 ちなみに三大香木とは早春ジンチョウゲ、初夏クチナシ、秋キンモクセイと言われています。

  

このクチナシ、花の甘い香りだけでなく10~12月に熟す果実は、長さ2~3cm、先端にがく片が残 るかわいらしい形をしています。「口無し」という名前は、果実が熟しても口を開かないことから つきました。また、将棋盤の足がクチナシの実をかたどっているのは、第三者の口出しを戒める 意味があるそうです。

この実の使い道ですが、染料としては昔は着物によく使い、現代ではハンカチなどの小物を染色するために使われています。
また、着色料としては、おせち料理の「栗きんとん」に使われるのは有名ですね。

果実の使い方 は、収穫した果実を乾燥させ、煮出した汁を染料や着色料に使います。
興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

 

下村さんと2017年に弊社にて一緒に家づくりをさせていただきました。

施工写真はこちら → 山麓の家


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株式会社関東園 BOUGH (バウ):大株という意味があります
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