こんにちは。
設計の田中 桂です。
先日、もうすぐお引渡しから1年を迎えるお施主様より、住まいの温湿度データを見せていただきました。
こちらのお住まいは、弊社として初めて断熱等級7をクリアした物件で、温熱環境の快適性や仕様に特にこだわって設計した住宅です。
私自身もデータを見るのを楽しみにしていたのですが、年末にお伺いした際、「まだ暖房を使っていない」と伺い、正直なところ驚きました。
こちらが、年末にお伺いした際の室温グラフです。

12月27日は、最低気温が0℃を下回り、最高気温も8.5℃程度と、冬の晴れた代表的な一日と言える条件でした。
グラフはその前後2日間を抜き出したものです。
※暖房は使用せず、熱交換型換気のみを24時間稼働させています。
プランは、1階にLDK、2階に個室と水廻りというシンプルな構成ですが、
1階LDKは平均で約25℃を保っており、外気温との差はおよそ20℃にもなっています。
他の部屋も多くの時間帯で23℃前後を維持しています。
2階北側に配置した子供室は、他の部屋と比べると温度差が見られますが、それでも平均で約20℃、朝方でも19℃程度です。
しかも、これは無暖房の状態。暖房を使用すれば、子供室の室温もさらに上がり、昨今の寒波の中でも快適な環境を維持できることが分かります。
特に印象的だったのは、床下温度がほぼ一定で推移している点です。
断熱材の納まりには工夫をしていますが、地盤側への熱の逃げを塞いでいくと、こうしたグラフが描けるのだと、改めて実感しました。
もちろん、快適性は断熱性能だけで決まるものではありません。
日射取得と日射遮蔽についても、しっかりと計画しています。
近々、このお住まいの見学会開催も検討しております。
その際は、ぜひ実際の心地よさを体感しにお越しください。












