気密性と空気質の関係性

2018年11月30日更新

こんにちは。代表の福田です。
 
建物の気密性能(C値)を確認するため、弊社では断熱工事が終わった段階で、気密測定の検査を行います。
相当隙間面積であるC値の単位は「cm2/m2」で示されます。
この単位が示すように、平方メートル当たりにどれ位の隙間(平方センチメートル)があるか?
すなわち、家全体にどれほどの隙間があるのか?
これらを実測で確認する試験になります。
 
測定方法は減圧法というもので、強力な送風機1台によって建物全体の気密を測定します。
先日、久しぶりにその測定に立ち会う機会がありました。
先ず、初回の測定。
弊社規定のC値結果が出ず、現場監督が換気扇の開口部周り等を再チェックします。
そして、2回目の測定。
その結果も今ひとつ改善しませんので、玄関扉周辺の気密状態を再チェックします。
いよいよ、3回目の測定。
弊社規定C値が0.5以下であることを確認して、この日は測定を終えました。
機械の設置から撤去まで、その間おおよそ2時間程度。
この道15年の気密測定技能士のSKさんからは、窓サッシが太陽光が温められない午前中に測定する方が良い値が出ることや、Y社とL社とどちらのサッシメーカーが良い値が出るとかなど、現場の貴重な情報も頂いたりと有意義な立ち会いとなりました。
 
気密の高い家=高気密の家は、計画通りの換気が行えるメリットがあります。
建築基準法において、1時間当たり家中の空気を0.5回以上換気できることが要件とされています。
すなわち、2時間で家中の空気を入れ替える事が求められています。
弊社では、室内において揮発有機物(VOC)の累計(TVOC)を測定することで建材の安全性を確認しますが、
空気を汚す原因は他にもあります。
人が呼吸で排出する二酸化炭素や、本や雑誌などの印刷物のインクなど様々な要因があります。
気密性能が低いと、様々な要因で発生した家の中の汚れた空気を入れ替えできないという結果になります。
弊社が高気密住宅(C値性能の高い家)に取り組むのは、「住み手の健康に対する責任」を果たすために他なりません。

 


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